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109 黒野田林道 大月市笹子町黒野田と都留市大幡(県道705号)を結ぶ林道
評価や閉塞感は季節によって異なってきます(A=良い/E=悪い)。閉塞感は0から10で数字が大きいほど閉塞的。経緯度は大体の目安です。
延長:14578m ダート:0m 舗装路面:B+ 眺望:A− 爽快感:B+ E 138.482 N 35.352
幅員:4.0m 12/10-04/25 不可 未舗装面:− 雄大:B+ 閉塞感:0 2003年05月01日 晴

黒野田林道へ行くには国道20号を東進していく。国道20号を東進していくと大和村に道の駅「甲斐大和」があり、その先が新笹子トンネルになっている。新笹子トンネルを出て約600mほど進むと、大きな左カーブの先にファミリーマート(写真左)の看板が見えてくる。黒野田林道へ行くには、その先の約200mほどの場所にある三叉路(写真中央)を右へと入っていく。同三叉路に方面看板などはないが、国道20号を右折して約300mほど進むと追分けトンネル(写真右)が現れる。
国道20号を右折して約2.5キロほど進むと左右等分の分岐路(写真左)が現れる。同地点には「←都留市・清八峠→」という標識(写真中央)が立っており間違うことはないだろうが、この三叉路は都留市側へと続く左の道へと進んでいこう。《ちなみに右の道は清八峠へと続く道で暫く舗装路が続くが、最終的には登山道となってしまう》。三叉路を左折すると約100m先に林道の杭と看板がいっぱい立っている(写真右)。
林道の杭から先は左上りの綺麗なアスファルト路が続いている。道幅は約1.5車線あり4輪同士での擦れ違いも全く問題ないはずだ。約100mほど進むとゲート(写真左)が道の右側に現れる。この辺りでの眺望はないが、約600mほど進むと谷側が開けて爽快な景色が広がる。ひとつひとつは取り上げられないが、この先の殆どは谷側が開けており、道の横には非常に開放的な景色が広がっている。
林道の杭から約2キロほど進むと黒野田3号橋が現れ、その手前には2つ目のゲートが設置されている。横には「ここから先は山梨県が管理する林道です」という林道の看板や「笹子駅」という看板が立っている。ちょっと不親切なのがこの「笹子駅」という看板で、矢印も何もなくただ単に「笹子駅」と書かれているので一瞬、「???」と思ってしまう。ただ、その看板の手前には右へと下る道があり、ここを下ると穴沢林道となっている。穴沢林道は勾配の大きな坂が続く道幅の狭い林道で、最終的には笹子駅へと下っていく。つまりここに設置されているゲートは黒野田林道のゲートではなく、右下の穴沢林道から上ってくる車両に対して置かれたゲートというわけだ。《写真右は右へと下る穴沢林道》。
笹子駅という標識は約3.7キロ地点(写真左)にも出てくる。左側が空き地になっており、標識はその入り口に立っている。これは黒野田林道が数ヶ所で鶴ヶ島屋山や本社ヶ丸へと続く登山道と交差しているためで、標識はその登山者用に立てられたものだ。この先にも何度か出てくる標識で、都留市側に入っても現れる。さて、約4キロ地点まで進むと山を回り込み、この先の道は何度かアップダウンを繰り返すようになる。谷側の眺望は完全に抜けており、幾重にも連なる山々が雄大に広がっている。
路面は眠くなるほど綺麗なアスファルト路が続くが、場所によっては砂が浮き出ていたり法面が崩れ岩が転がっていたりするので気をつけよう。約6.1キロ地点まで進むと下り基調の道が多くなり、約8.4キロ地点では遙か眼下に初狩辺りと思われる家並みや国道20号の道筋を見てとれる。ここまで概ね東進してきた道も、この先は南へと向きを変え都留市へと下っていく。
約9.5キロ地点では鶴ヶ島屋山を回り込み、正面に都留市側の中央都留カントリークラブなどの景色が見えてくる(写真左)。ここまで進むと既にハッキリとした下り坂になっており、約10.9キロ地点まで進むと展望台(写真中央)が現れる。
展望台は四阿やベンチが設置された広場になっている。あいにく写真は白飛びしてしまったが、展望台から望むと大室山や二十六夜山、御正体山や石割山といった東側の景色を一望できる。
展望台から先の道は一気に下っており、標高が下がるにつれて県道705号沿いに建つ都留市の家並みが大きくなっていく。そして展望台から約3.6キロ、林道の起点からだと約14.5キロ地点まで下ると道の右側にゲート(写真右)が現れる。
ゲートの直ぐ先はネイチャーセンターになっており、その横を約700mほど下っていくとT字路へと突き当たる。林道の杭と看板は同地点に立っている。なお、突き当たる場所は県道705号の終点であり、左へと曲がると県道705号を通って中央自動車道の都留インターチェンジや国道139号へと抜けられる。ちなみに右への道は暫く舗装路が続いたあと登山道となる。

総評
全線広い舗装路で快適な道が続く。常に谷側が開けているので非常に開放的だ。ただ交通量が多く、当日は20台以上の車両と擦れ違った。広く快適な道にスピードを出しがちになるが対向車には注意が必要だ。
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