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178 林道塩平徳和線/杣口地区側 牧丘町塩平地区と三富村徳和地区を結ぶ開設中の林道
評価や閉塞感は季節によって異なってきます(A=良い/E=悪い)。閉塞感は0から10で数字が大きいほど閉塞的。経緯度は大体の目安です。
延長:約2.6km ダート:約2.3km 舗装路面:B− 眺望:C+ 爽快感:C+ E 138.410 N 35.473
幅員:4.0m 通行期間不明 未舗装面:B− 雄大:C+ 閉塞感:0 2003年03月30日 晴/雲

塩平地区側の塩平徳和線はこちらからどうぞ。
市営林道塩平徳和線は杣口林道の起点杭のある場所からも入っていけるが(写真左)、今回は更に上方の入り口から入っていく。杣口林道の起点を約1.4キロほど進んでいくと東西に交差する道がある(写真中央)。右は三富村の徳和方向へと延びており、左は牧丘町塩平地区へと延びている。これが塩平徳和林道で、2003年3月現在、交差する場所に広場を建設している。
まず始めに右へと延びる徳和方向の道へと入ってみた。道幅は約1.5車線強で最初からダートが続いている。部分的には短いクレパスがあるが、フラットな路面はアップダウンが少なく走りやすい。ただ樹林と山で眺望は殆どなく、約500mほど進むと塩山市方面を望めるが、ここも夏場には枝葉で隠されてしまうだろう。
道は小鳥山(1403m)の南斜面を西から東へと延びている。ダートは約0.7キロ地点で舗装路へと変わり(写真中央)、約0.9キロ地点で行き止まる。周囲には何もなく、ただ単に山腹で終わっている。
ここからは杣口林道の十字路に戻って塩平側へと向かう(写真左)。塩平側も最初からダートが続いており、約1.5車線強の道は軽く下っている(写真中央)。十字路から約700mほど下っていくと「琴川橋」があり「琴川」を渡っていく(写真右)。琴川は上流の柳平(杣口林道の終点)でダムの建設工事をやっており、平成19年度の完成予定となっている。橋の上から見ると巨大な岩がゴロゴロと転がっており、琴川の川沿いはちょっとした渓谷になっている(写真右)。
琴川橋の約200m先では細い十字路が道を横切っている。その細い道を左に曲がると杣口林道の起点杭の場所(1段目の最初の写真)に出る。右は約1.1キロ先の「三合橋」でチェーン規制になってしまい未確認だが、地図上では柳平の琴川ダム建設地点辺りへと続いている。なお三合橋の手前約100mほどの所に、左へと延びるゲート付きの道がある。その道を登っていくと、最終的には琴川右岸砂防ダム群の横を抜けて行き止まる。非常に急峻な上り坂だがダムが複数個連なっている景色は極めて奇景である(6個から7個の砂防ダムがある)。さて本題に戻り、細い十字路を横切って進むと、約400m先で谷側が開け入ってきた場所を見ることができる(写真右)。
杣口林道から約1.3キロ地点では山の稜線を廻り込み塩山市方面を見渡せる(写真左)。最後は約1.7キロ地点で道が途切れて行き止まる。
対面からは直ぐ近くまで道が延びてきているのだが、沢に橋が架かっていないので渡ることが出来ない(写真左)。橋1本で渡れないのはなんとももどかしい。対面の道は方向からして小倉山林道の上部にある道かもしれないがハッキリとは分からない。

総評
杣口林道から西側が約900m、東側が約1.7キロ。合計しても約2.6キロなのでそれほど長くない。ただ牧丘町の塩平地区と三富村の徳和地区が結ばれれば或る程度の長さになるだろう。塩平側からも工事をやっているが全て完成するのはだいぶ先のことだろう。
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