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469林道武川中山線(ページ1) 白州中山林道から分岐し中山887mの西側へと至る林道
評価や閉塞感は季節によって異なります(A=良い/E=悪い/
平均はC)。閉塞感は0から10で数字が大きいほど閉塞的。経緯度は大体の目安です。
延長:約3.7km 未舗装区間:約3.0km 舗装路面:C 眺望:C+ 爽快感:C+ N 35.48.19  E 138.20.43
幅員:3.2-4.0m 冬季閉鎖:不明/ゲート無し 未舗装面:C 雄大:C+ 閉塞感:0 2009年12月23日 晴/雲

  中山(887m)と中山砦跡はこちらのページからどうぞ。  
林道武川中山線は林道白州中山線から分岐して中山887mの西側へと上っていく林道です。甲府市側から武川中山線へ行くには、まずは国道20号を西進して北杜市白州町台ケ原まで進みます。白州町台ケ原まで行くと韮崎消防署白州分署の直ぐ先で台ケ原下交差点(写真上左と写真上右)が現れます。その台ケ原下交差点を更に約100mほど進むと小さな十字路となり、道の左側に尾白川を渡っていく尾白川橋が架かっているので左折して尾白川の対岸へと進みます。なお尾白川橋の反対側は山梨交通の「台ケ原中」バス停になっています。小さな十字路なのでこのバス停を指標にしても良いかもしれません。  現在地マップ     バス停の表示(2枚)     元の写真に戻す  
尾白川橋(写真上左と写真上右)を渡り切ると変形の十字路(写真下左)になっており、注意していくと、その橋のたもとに「休猟区」と書かれた看板(写真下右)を見つけることが出来ると思います。現在は看板が邪魔で文字を読み取れませんが、実はこの看板を括り付けた杭こそが白州中山線の林道杭になっており、ここを起点に白州中山線が始まります。  ちゃんとしていたころの林道杭  
尾白川橋を渡ったら右折(写真上左)して西へと進みます。約100mほど進むと上り坂(写真上右)となり、ここからは小高い丘を廻り込むようにして進みます。林道の杭から約250m地点(写真下)まで進むと左へと延びる分岐道が現れます。この左へ延びる道が武川中山線になっており、左折すると幾つかの分岐路を経てやがて中山の西方へと至ります。なお真っ直ぐに進むと白州中山線の続きで中山峠へと上っていき、その先は白州町の大坊地区や横手地区へと抜けられます。 ※実際の起点はもっと先ですが、当HPではここからを武川中山線としています。 
分岐点を左折した道は中山の北側を巻くようにして東へと向かいます。暫くは害獣よけのネット道(写真上左)となっており、約100m地点では「中山桜の丘公園(写真上右)」の横を過ぎて進みます。まだ標高差が小さいので素晴らしいという景色ではありませんが、このころになると長閑な田園風景(写真下)が左手に広がっており、その先には八ヶ岳、金ヶ岳、茅ヶ岳といった山々が顔を覗かせています。
起点から約300m地点(写真上左)まで進むと右手へと延びる分岐道が現れます。入っていないので詳しくは分かりませんが、一帯にはこういった分岐道が数多く延びており、その内の何本かは繋がっているように思えます。自身は全てスルーしてしまいましたが、時間があったら探索がてらに廻ってみるのも面白いかもしれません。さてここまで舗装の続いてきた道ですが、起点から約700m地点(写真上右)まで進むと未舗装路へと変わります。そしてその約50mほど先では「中山遊歩道入口、中山頂上展望台へ→」と書かれた看板(写真下左と写真下右)が現れます。地図には載っていませんが、同地点からも中山へ登っていけるようです。  現在地マップ     元の写真に戻す  
標高的には610m前後といったところでしょうか。起点から約900m地点(写真上)へ行くころには標高も随分と高くなっており、谷側の木々にやや鬱陶しさを感じるものの、左手には旧長坂町方向の景色が広がります。足もとに見えるのは花水坂橋(写真下左)だと思いますが、国道20号から分岐した県道617号が七里ヶ岩へ上っていく様子がはっきりと見られます。起点から約1.1キロ地点(写真下右)まで進むと右へと延びる分岐路が現れます。割としっかりしていて何処かへ通じているようにも思えますが、こちらも入っていないので詳しくは分かりません。
谷側が開けている割に木々で遮られることの多い景色ですが、起点から約1.2キロ地点(写真上)まで進むと珍しく木々が切れて北側の眺望(写真下)が広がります。近場の景色としては武川町の上三吹や白州町の台ケ原。小高い七里岩を上った先は長坂町の日野地区周辺と思われ、その遥か先には八ヶ岳や茅ヶ岳といった山々が連なります。  写真下の拡大     現在地マップ     元の写真に戻す  
起点から約1.4キロ地点(写真上左)まで進むと等分のT字路が現れ左へと曲がります。実はこの辺りは非常に分岐道が多く、約1.6キロ地点(写真上右)では右への分岐道、約1.7キロ地点(写真下)では左直進の分岐道など次々に現れます。時間がなかったので当日は全てスルーしてしまいましたが、一見するとどれも広めの道で興味をそそられます。
起点から約1.8キロ地点(写真上左と写真上右)まで進むとY字路が現れます。同Y字路はほぼ等分に分岐しており、武川中山線へ進むには右へと曲がります。ちなみに道なりだと左へと進んでしまい、やがて万休院の横を抜けて三吹地区の市町村道や国道20号方面へ抜けてしまうので注意してください(左の道については後述)。
Y字路を右折すると上り坂となり、起点から約2.1キロ地点(写真上)で左へと延びる分岐道が現れます。一見すると何処かへ抜けられそうにも見えますが、約100mも進むと畑道(写真下左)となり、約300m地点(写真下右)で行き止まります。
起点から約2.1キロ地点(写真上左と写真上右)まで進むと分岐道が現れるので左へと曲がります。ちなみに道なりだと右直進的に進んでしまい最後は行き止まりとなるので注意が必要です。
直進した場合の道↓
同分岐路を左折せず直進すると(写真上左)、約300mほど先で空き地(写真上右)へと行き着きます。空き地の広さは15m四方くらいでしょうか。その先端からは細い道が更に続いていますが、約100mも進むと道が途切れ(写真下左)て行き止まります。終点から先は山の斜面で、約50mほど登っていくと大軽井沢No.2ダム堰堤(写真下右)の横で終わります。以前はダム堰堤の横まで車両で上れたと思われますが、現在は廃道化しているので最後の約50mは歩きでないと難しいと思います。
END
左折した道(写真上左)は徐々に勾配を増しながら南へと進みます。標高が上がっても木々に遮られることが多く景色的には冴えないのですが、約2.3キロ地点(写真上右)の右カーブを曲がっていくと僅かながらも茅ヶ岳や曲岳といった眺望(写真下)が広がります。
そして白州中山線を分岐して約2.8キロ。道の左側に林道の起点杭(写真左と写真右)が現れ本来の起点(と思われる場所)へと至ります。ちなみに林道の杭に書かれている延長は315m。実はこの先では2本目の林道杭も出てくるのですが、どちらも工区ごとの延長表記になっているため実際の長さは不明です。  現在地まっぷ     林道の杭の拡大  
起点から約2.9キロ地点(写真上左)まで進むと697.1m峰の横を抜けていき、ここから暫くは山腹の南側を巻くようにして西へと進みます。景色的には相変わらず木々が邪魔で余り良くありませんが、起点から約3.0キロ地点(写真下)まて進むと武川町方向から韮崎市方向と思われる景色(写真上右)が僅かに開けます。
起点から約3.2キロ地点(写真上)まで進むと鋭角的に右へと折り返します。ここからは北へと進んで行き、約3.3キロ地点(写真下左)では右手の谷側に長坂町や須玉町方向と思われる景色(写真下右)を望みます。
起点から約3.4キロ地点(写真上左)まで進むと左カーブを曲がって再び西へと向かいます。このカーブを曲がりきった場所からは登山道が左へと上っており、ここからも中山の山頂へ登っていくことができます。約3.5キロ地点(写真下右)まで進むと左手の法面上に2本目の林道杭(写真下左)が現れます。林道の杭に書かれている延長表記は211m。実走でも残りは約200mほどなので、表記されている延長は終点までの長さのようです。  現在地まっぷ     林道の杭の拡大  
起点から約3.6キロ地点(写真上左と写真下)まで進むと左手にハシゴがかけられています。先ほどの登り口と同じく中山887mへと続く登山道で、同地点からだと約40分ほどで山頂へと登れます。山頂には鉄骨の立派な展望台が設けられており、またその途中には中山砦跡が史跡として残されています。山頂へは中山の北西に位置する中山峠からも登れますが、こちらからの方が約60mほど標高が高く、尚かつ勾配が緩やかなので比較的楽に登れます。  中山887m山頂と中山砦跡  
最後は起点から約3.7キロ地点(写真上左と写真上右)で道が途切れて終わります。終点の右手方向には長坂町や須玉町方向と思われる景色(写真下)が広がっていますが、残念ながら木々に遮られるためスッキリと見ることは出来ません。なお終点は空地になっていないので4輪だと転回に苦労するかもしれません。その場合はハシゴのあった登山口に駐車場があるのでそこで転回してください。約100mほどバックすることになりますが、充分な道幅があるのでそれほど苦労することはないと思います。  写真下の拡大     終点の拡大(前後2枚)  
ちなみに行き止まり地点は1mほどの盛り土(写真左)となっており、その先は左カーブとなって盛り土の上に細い道が続きます。歩いてなら何処かへ行けるのだろうか?と思い登ってみましたが、約10mも進むと谷へ落ち込んでおり終っていました。この先を延ばして白州中山線と繋がれば面白いのですが、現状では直線距離でもまだ1.6キロくらい離れており少々期待薄に思えます。
起点から約1.8キロ地点にあるY字路を左折した側の道↓
起点から約1.8キロ地点にあるY字路(写真上左)を左折すると暫くは未舗装路が続きます。しかしY字路から約700m地点(写真上右)まで進むと左手に廃屋が建っており、道はそこから舗装路へと変わります。Y字路から約900m地点(写真下左)ではNTTドコモのアンテナ施設横を過ぎていき、Y字路から約1.5キロ地点では電気柵(写真下右)が現れます。この電気柵はケモノよけ用の柵なので自由に開けて構いませんが、看板にも書いてあるように開けたら必ず閉めてから進みましょう。  電気柵の看板  
Y字路から約2.1キロ地点(写真上左)まで進むと萬休院入り口の横へと行き着きます。この萬久院は国の天然記念物「萬久院の舞鶴松」で有名でしたが、残念ながら松枯れ病にかかり2008年326日に伐採されてしまったそうです。そして萬久院入り口からそのまま下っていくと、Y字路から約2.3キロ地点(写真上右)で市町村道の十字路へと行き着き、更にその十字路を突っ切っていくと、Y字路から約2.7キロ地点(写真下)で国道20号の舞鶴松入り口交差点へと至ります。同交差点を右折すると甲府市方面、左折すると起点のある台ケ原地区の尾白川橋方面へと戻ります。  萬休院入り口近くにある水車小屋(舞鶴緑地広場 / 水車の里公園)  

総評
道幅は概ね1.5車線から1.5車線弱。大きな岩や段差等はないので一般的な4輪セダン型なら問題なく走れます。ただ当日は冬場でありながらも一部の路面で草が目立つ状態でした。夏場だと藪コキになる可能性もあるので注意した方がいいかもしれません。
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