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339 林道大焼線 南巨摩郡南部町の中野地区から本郷地区へと抜けていく町営林道。
評価や閉塞感は季節によって異なります(A=良い/E=悪い/平均はC)。閉塞感は0から10で数字が大きいほど閉塞的。経緯度は大体の目安です。 |
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甲府側から林道大焼線へ行くには、まず身延町の国道52号沿いにある相又峡パーク(写真左)を目指しましょう。相又峡パーク入り口から約3.3キロほど国道52号を南進すると右側に「林道大焼線 起点」という林道の杭が立っています(写真中央)。林道の杭は国道52号からでも見えますが、やや奥まったところにあるので注意して行きましょう。林道の杭の直ぐ先には「昭和57年度林道大焼線 木内建設(株)南部町」と書かれた標石も側壁に埋まっています(写真右)。なお計測はしませんでしたが、静岡側から来る場合は南部町の中野交差点を北進して300mから600mくらいの間だと思います(不確実です)。 | ||||||||||||||
入り口からの道幅は約1.5車線といったところでしょうか。道は林道の杭から直ぐに上り坂となっており、数10mも進むと左側に南部町の中野地区、或いは富士川の対岸にある内船地区といった景色が広がります。ただ暫くは周囲に茶畑が広がっているので林道というより農道といった雰囲気の景色です。 | ||||||||||||||
茶畑は林道の杭から約300mほど進むと途切れ、それと同時に周囲の景色も樹林帯によってなくなっていきます(写真左)。約600m地点(写真中央)まで進むとY字路となりログハウス体験棟と書かれた看板が立っています。どんな施設かは分かりませんが敷地内には作りかけのログハウスが幾つか置かれています。林道はそのログハウス体験棟入り口の前で右へと折れていき西へと向かいます。そこからは側壁も土壁となり林道の趣がより鮮明となっていきます。 | ||||||||||||||
林道の杭から約1.0キロ地点(写真左と写真中央)まで進むと左カーブとなり南へと大きく向きを変えていきます。そしてその左カーブを曲がっていくと、直ぐに道の右側に2本目の林道の杭(写真右)が現れます。最初の杭には昭和57年度という文字が見られますが、2本目の杭には昭和58年度と書かれています。翌年の事業年度に立てられた物でしょうが、どちらの杭にも起点という文字が見られます。既に20年以上が経ち、風化した林道の杭はボロボロです。 | ||||||||||||||
1本目の林道の杭から約1.1キロほど進むと舗装路が切れてダート路へと変わります(写真左)。土質で段差のない路面は非常にフラットなので4輪のセダン型でも問題ないでしょう。道幅は約1.5車線弱ほどですが、車同士でもなんとか擦れ違えるだけの広さがあると思います。さてここまで淡々と上ってきた道ですが、1本目の林道の杭から約1.2キロ地点まで進むと林道大焼御殿山線が右手へと分岐しています。林道大焼御殿山線はややガレた感のあるピストン林道ですが、途中の道筋では富士川沿いの景色を望むことのできる林道です。 | ||||||||||||||
ここまで概ね上り坂だった道も、1本目の林道の杭から約1.3キロほど進むと下り坂へと変わります(写真左)。左手の谷側は数層の樹林帯になっており、遙か東側を並行して流れ下る富士川や南部町の町並みを時折り望みます。ただし樹林層によってチラチラと見える程度なので夏場には枝葉で隠れてしまうかもしれません。約1.5キロ地点(写真中央)では登山道と思われる道が左手へと下っています。道幅は2mほどでしょうか。実走していないので何処へ抜けるかは不明です。 | ||||||||||||||
約1.1キロ地点から続いてきたダート路ですが、約1.6キロ地点(写真左)まで進むと舗装路へと変わります。ここからは特筆するべきこともありません。約1.8キロ地点まで下ると南部町本郷地区の人里が見え始めます(写真右)。 | ||||||||||||||
最後は1本目の林道の杭から約2.0キロほど進んだ町道へと出て終わります。なお、この町道へと出る場所は妙善寺の跡地となっており、道沿いには山梨県指定の天然記念物「本郷の千年ザクラ」が立っています(妙善寺の御神木だそうです)。この1000年ザクラはエドヒガンという種類で、白い花を咲かせることから一名シロヒガンとも呼ばれているそうです。さて林道の先は十字路となっていますが、直進しても左へと曲がっても同じ道へと至ります(左へ曲がった方が早い)。同地点から国道52号までは約10分。途中から鉈取林道へと続く町道へ抜けることも可能です。 | ||||||||||||||
総評 |
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林道大焼線は身延町と南部町の境界にある御殿山(783m)の南東斜面を縫っていく林道です。道幅は概ね約1.5車線から約1.5車線で途中のダート路は段差もなく4輪のセダン型でも充分可能です。ただ長さが約2キロと短く、眺望も余り望めないので面白みという点では劣ります。 | ||||||||||||||
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