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340 林道大焼御殿山線 南部町の林道大焼線から分岐して御殿山の南東斜面を縫うピストン林道。
評価(A=良い/C=平均/E=悪い)や閉塞感(0から10で数字が大きいほど閉塞的)は季節や天候により異なってきます。経緯度は大体の目安です。
延長:約1.2km ダート:約1.2km 舗装路面:− 眺望:C 爽快感:C E 138.262 N_35.183
幅員:約3.6-4.0m ゲートなし 未舗装面:D+ 雄大:D+ 閉塞感:2 2004年04月18日 晴
林道大焼御殿山線は林道大焼線から分岐している林道です。ここまでの道順を簡単に書いておくと、国道52号沿いにある身延町相又地区の相又峡パークを約3.3キロほど南進します。国道52号で相又峡パークを約3.3キロほど南進すると右手に林道大焼線が延びているので右折します(入り口に林道大焼線の杭あり)。林道大焼線へと入って約1.2キロほど進むと林道大焼御殿山線が右手へと分岐しています(上2枚の写真)。※詳しくは林道大焼線のページを参照してください。
林道大焼御殿山線へ入ると直ぐに右へと曲がり(写真左)、林道大焼線を折り返すようにして北へと向かいます。その際に注意していくと、入って直ぐ(約20m)の側壁に林道の開設標(写真写真中央)が埋められていることに気がつくと思います。この開設標は林道大焼線からでも見えるので行く際の指標にするといいでしょう。
道幅は約1.5車線弱といったところでしょうか。入り口付近では小石が浮き出ていますが大きな段差はありません。約100mほど進むと左へと曲がっていき(写真左)、右手には樹林層を通して林道焼山線(写真中央)を望みます。約100mほど進んだ左カーブを曲がっていくと徐々に勾配が大きくなり、約200m地点(写真右)からは路面の段差が目立ち始めます。
林道大焼御殿山線へ入って約300mほど進むと右手の谷側が開け、富士川に沿う身延町や南部町の景色が広がります。対面する山は三石山(1173m)や思親山(1030.9m)といった山々で、その山腹には三石山林道が長く延びています。
約400m地点からは更に大きい段差が目立つようになってきます。パックリと割れたクレパスではないので写真では分かりづらいと思いますが、深いものでは30センチ近くあり4輪ではかなり左右に揺さぶられると思います。またこの辺りでの勾配は大きめで、路面には拳大の石も目立ちます。
ここまでは樹林層を通して時折り景色がチラチラと見えていましたが、約600m地点(写真左)の鋭角的な左カーブを折り返すようにして上っていくと周囲は厚い樹林帯で閉ざされます。この辺りでも段差のある道ですが、約900m地点(写真右)辺りまで行くとフラットな道へと変わっていきます。
短いので終点まではあっという間です。最後は約1.2キロ地点で道が途切れる形で終わっており、最終地点にはなにもありません。車1台が転回できるだけのスペースはありますが、周囲は木々に覆われているので景色もありません。

総評
全線に於いて道幅は約1.5車線弱といったところです。路面は少しガレ気味で勾配の大きい坂が続きます。石や段差が目立ち、4輪のセダン型では下腹を擦るかもしれません。長さが約1.2キロと短く、眺望するような景色も余りないので面白みという点では劣ります。
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