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348 荒川支線+奥仙丈林道 林道水ヶ森線から入り昇仙峡の板敷渓谷上流へと続く林道。
※荒川支線につきましては荒川林道から分岐している同名の林道が在りますが両線は繋がっていません。

評価や閉塞感は季節によって異なります(A=良い/E=悪い/平均はC)。閉塞感は0から10で数字が大きいほど閉塞的。経緯度は大体の目安です。
延長:約2.1km+3.0km ダート:2.8km 舗装路面:B 眺望:D 爽快感:C+ E_138.365  N_35.471
幅員:2.8-5.0m 不明/ゲートなし 未舗装面:D+ 雄大:B− 閉塞感:4 2004年06月15日 晴/雲

この林道に関しましては詳細なデータを取っていないため簡単なコメントのみとさせていただきます。
荒川支線は水ヶ森林道から分岐している林道です。太良峠側から水ヶ森林道を進んでいくと左手に分岐していますが、現在は一般車両通行禁止の看板が立っています。※川窪工区側の奥仙丈線はこちらからどうぞ。
入り口から10mほどは舗装路ですが、その先は未舗装路となっています。道幅は約1車線強から約1.5車線弱といったところでしょうか。勾配は大きめで路面も少々ガレ気味です。
道の両側には樹木が長く伸びています。場所によっては頭上まで覆われており、4輪だと垂れた枝葉によって車体を擦るかもしれません。暫くは閉塞感の漂う道が続きます。
周囲は全て山と樹林帯に囲まれているため景色を望めるような場所はありません。約2.0キロ地点まで進むと左カーブで南へと大きく転じていきます。このとき右手上方に名称不明の道(写真中央)が現れます。近くに林道はありませんので、恐らくこれは荒川林道側から開設している広域基幹林道奥仙丈線と思われます。距離的には10mから20mというところでしょうか。将来的には繋がると思われますが現時点での接続点はありません。同地点の左カーブを曲がっていくと約100mで舗装路へと変わります。林道名を現す物はなにもありませんが、ここから先は高成林道側から延ばして繋げようとしている広域基幹林道奥仙丈線かと思われます。少々分かりにくいかと思いますが、奥仙丈林道は北の荒川林道、南の高成林道、そして同地点の3ヶ所で同時進行的に開設しているようです。
 
舗装路となった道は約2車線弱という広い道幅へと変わります。以後も基本的には山あいの道なので眺望するような景色は特別ありませんが、道幅が広くなったことや谷側の木々が伐採されているため山深い渓谷沿いの景色を望みます。
荒川支線と異なり閉塞感は全くありません。カーブも比較的Rがゆったりととってあり、広い道を淡々と下っていきます。約4.4キロ地点まで進むと舗装路が切れてダート路(写真右)へと変わります。
未舗装路へと変わって約50mほど進むと橋(写真左)が架かっており小さな沢を渡っていきます。道は橋で大きく右へと曲がっており、橋架には細い川(写真中央)が流れ下っています。この川は地図にも載っている板敷渓谷上流にある荒川の源流ではないかと思われます。未舗装路となった道ですが、暫くは約2車線弱の綺麗な未舗装路が続きます(写真右)。
約2車線弱の綺麗な未舗装路も、約4.7キロ地点(写真左)からは路面も法面も荒削りの道幅1車線の狭い道へと変わります。途中からは下草が長く生えた道となり、周囲も樹木で閉ざされます。また約5.0キロ地点を過ぎた場所では一部法面が小規模の崩落となっており、4輪では走り幅がギリギリとなっているので注意しましょう。
ラストは小規模な法面崩落地点を過ぎた先の左カーブを曲がった地点で道が途切れて終わります。終点は4輪でも転回できるだけの空き地となっていますが、周囲は鬱蒼とした樹木に囲まれているので景色的なものはありません。
終点の先には幅50センチほどの道が続いていますが、車両が入っていくような道ではありません。約20mも進むと30センチ程度の道となり、そこから先は長い草に覆われた沢沿いの道となり歩き幅も10数センチとなります。徒歩でも一歩間違うと転落しかねないので無理をしない方が良いでしょう。

総評
水ヶ森林道から約2.1キロ地点までの荒川支線は道幅が狭く鬱蒼とした樹林帯の道が続きます。路面も若干荒れ気味で勾配も大きめです。2駆、或いはセダン型の4輪では入らない方が無難です。奥仙丈林道は広い道となりますが、ラスト約400mは約1車線の道幅となるので注意して進みましょう。
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