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361 林道船津線 富士河口湖町「創造の森」の南から林道富士線へと至る林道。
評価や閉塞感は季節によって異なります(A=良い/E=悪い/平均はC)。閉塞感は0から10で数字が大きいほど閉塞的。経緯度は大体の目安です。
延長:1684m ダート:0m 舗装路面:B 眺望:C− 爽快感:C E_138.445  N_35.264
幅員:5.0m 12月10日-5月上旬不可 未舗装面:− 雄大:C− 閉塞感:0 2004年09月16日 晴
林道船津線へ行くには、まず富士河口湖町にある国道139号の「スバルライン入口」交差点を目指します。同交差点は立体の4車線道路となっており、国道139号を東進した場合は左側が東への一方通行、右側が西への一方通行、中央の2車線が直進のみとなっています。国道139号を東進して同交差点へ行った場合、一番左の車線からでないと曲がれないので気をつけましょう。さて国道139号で同交差点まで行ったらを南へと曲がります。南へ曲がると直ぐに山梨県立「富士ビジターセンター」の西側を抜け(写真右)、正面には富士スバルラインのモニュメントが見えてくる思います。なお、この富士ビジターセンターとは富士山と山梨をプレゼンテーションする場として建設した公共施設で、館内では富士登山に関する情報や富士北麓の自然及び文化について学べるようになっているそうです。 
富士ビジターセンターの横を抜けていくと富士スバルラインのモニュメント(写真左)が現れます。実は、国道139号を南に折れた場所からはすでに富士スバルラインとなっており(スバルラインの起点は富士河口湖駅の西側200mにある交差点)、このモニュメントは富士スバルラインの旧料金所跡地です。以前は同地点が料金所となっていましたが、行楽時期には国道139号及び市街地がスバルラインへ入る車で混み合うことから現在は約4.3キロ先へと移設されています。旧料金所の横を抜けていくと、国道139号から約500m地点で信号のある十字路(写真中央)が現れます。富士スバルラインやドギーパークへ行くにはそのまま直進していきますが、林道船津線へ行くには同十字路を右へと曲がります。右へ曲がると約100mほど先で再び信号のある十字路(写真右)となるので今度は左折します。
左折すると産業道路(写真左)と呼ばれる道が南西へと真っ直ぐに延びており、時おり富士山が正面に顔を覗かせています。この道はほぼ一本道なので間違えることはないでしょうが、途中には自動車博物館という看板が何枚も出ているのでその方向へと進みます。産業道路を道なりに進んでいくと国道139号から約4.9キロ地点で「創造の森」という大きな看板(写真右)の立つ逆T字路へと行きつきます。自動車博物館は更に同地点を約800mほど進んだ左側に建っていますが、林道船津線へ行くには同地点を左へと曲がります。
一帯は「創造の森オートキャンプ場」となっており、高原的要素を含んだ広大な敷地にはバンガローなどの施設が建ち並びます。T字路を左折すると直ぐに富士河口湖町の公営墓地「富士の里(写真左)」の右手を通過して行き、更にそのまま道なりに進んでいくと国道139号のスバルライン入り口交差点から約5.8キロで林道船津線の起点看板(写真右)が右手に立っています。
林道の起点となった瞬間に中央分離帯の白線は消えますが(写真左)道幅は全く変わりません。看板の立つ場所は約2車線弱ほどもあるでしょうか。林道とは思えないほど広い道がほぼ一直線に南西へと延びています。
周囲が樹林帯の道なので眺望は前後しかありません。時おり前方に富士山が顔を覗かせますが、樹林帯によって稜線が遮られるため素晴らしいというほどではありません。場所によっては短い下り(写真中央)となることもありますが概ねは緩い上りです。林道の看板から約200mほど進むと獣よけのネット(写真右)の張られた道へと変わります。獣よけネットとしてはお得意の電撃ネットかと思いましたがどうやら電流は流されてはいないようです。
殆ど変化のない道ですが、林道の看板から約1.0キロ地点まで進むとゲートが現れます。同地点には2枚目となる船津線の看板(写真左)と「全国育樹祭記念広場→」という看板が右手に立っています。林道船津線は真っ直ぐに進みますが、右折すると直ぐに全国育樹祭記念広場となって広大な駐車場が現れます。
全国育樹祭記念広場
駐車場の奥行きは200mほどもあるでしょうか。南の方角には左右の稜線を伸ばした富士山を仰ぎ見ることが出来、駐車場の奥には東屋やベンチを備えた広大な広場が続きます(ただし駐車場から先は車輌進入禁止です)。
代14回全国育樹祭は平成2年に皇太子を迎えて行われ、その後、敬宮愛子さまの誕生を記念して同一帯を記念広場としたそうです。
全国育樹祭記念広場の分岐点を過ぎてからも約2車線弱のアスファルト路が続きます。道の両サイドには相変わらず厚い樹林が沿うため景色的な変化は殆どありません。そして最終的には起点から約1.7キロで(分岐点からだと約700m)変形の十字路(写真右)へと出て終わります。左右に延びる道は林道富士線で、真っ直ぐ進む道は登山道と思われますが常にゲートが閉まっており車輌で入ることは出来ません。林道富士線は左へ折れると終点側となり右へ折れると起点側へと続きます。終点までは約4.2キロ、起点側へは約13.2キロの道のりです。

総評
道幅が広く全線舗装なので林道と思っていくとガッカリするかもしれません。これといった特徴がなく景色的にも恵まれない林道なので面白みという点では欠けますが、広場からの富士山は見応えがあり走り疲れたら一息つくのもいいかもしれません。なお全国育樹祭記念広場まではゲートがないため通年通行可能と思われます。
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