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388 林道後山線(ページ1) 山梨県の東端部、丹波山村お祭り地区の国道411号から後山川に沿って三条の湯方向へと延びる林道。
評価や閉塞感は季節によって異なります(A=良い/E=悪い/平均はC)。閉塞感は0から10で数字が大きいほど閉塞的。経緯度は大体の目安です。
延長:約8.6km(起点杭〜駐車場は約6.3km 未舗装区間:約8.0km 舗装路面:C 眺望:D− 爽快感:C+ E 138.575 N 35.471
幅員:約4.0m 通行可能期間不明 未舗装面:C+ 雄大:C 閉塞感:1 2005年10月20日 晴/曇

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林道後山線は山梨県のほぼ東端部となる丹波山村お祭り地区から、後山川に沿って三条の湯方向へと延びている林道です。甲府市側から後山線へ行くには、まず国道411号で柳沢峠(写真左)を目指します。柳沢峠の標高は1472m。同峠には広い駐車場や公共トイレ(写真右)などが設けられており、駐車場の奥からは竹森林道(現在は開設中のためゲート閉鎖)も延びています。
東側県境となるため甲府市側からだと長い道のりです。柳沢峠を越えた国道411号には、笠取線、大ダル線、泉水中段線(泉水横手山線)、泉水谷線(同、泉水横手山線)、一ノ瀬線、など多くの林道が分岐しているのでそれらを廻りながら行くのもいいかもしれません。柳沢峠から約17.5キロほど国道411号を東進していくと丹波山村(写真上)の集落へと行き着きます。
そして柳沢峠から約24.1キロ地点(写真左)まで進むと丹波山村お祭り地区となって林道後山線が国道411号から折り返すようにして左へと分岐している。ちなみに同地点から県境となる鴨沢橋(写真右)までの距離は約2.6キロ。つまり東京都側から来た場合は山梨県へ入って約2.6キロほど進んだ場所が同地点ということになります。
国道411号を鋭角的に切り返していくと道幅1.5車線強のコンクリート路が北西方向へと続いており、入り口には「三条の湯を経て雲取山に至る」の標識(写真左)や「林道後山線、三条の湯まで10km」といった看板(写真右)が出ています。※林道の起点杭は更に先に進んだ場所にありますが、当ホームページではここからを起点としていきます。
国道411号から約50mほど進むと舗装が切れて未舗装路(写真左)へと変わります。このころになると国道411号との高低差は10m以上に開いており、遠くには入り口の約300手前で渡ってきた「親川橋」を望みます。入り口付近では左手が開けていますが、約100mも進むと山と山に狭窄された道(写真右)へと変わり景色もなくなります。
国道411号から約300m地点(写真左)まで進むと舗装路へと変わります。が、この舗装路は長くは続きません。約400m地点(写真中央)まで進むと再び未舗装路へと変わり、このころには谷側の景色(写真右)も樹木と対面の山で閉ざされ殆どなくなります。
国道411号から約700m地点(写真左)まで進むと小屋が建っており、その横を過ぎていくと緩い下り坂(写真右)へと変わります。左手の谷側は非常に深い高低差で「後山川」が寄り添っていますが、厚い樹木で川面を見ることも殆どなく進みます。
国道411号から約1.1キロ地点(写真左)まで進むと「杉奈久保橋」となり、橋を渡ると直ぐに資材置き場が道横に続きます。資材はパイプや鋼材、更には古タイヤや廃材などと多岐に渡っており、約100mという短い区間ですが林道の雰囲気を損ねてしまっているのがやや残念なところです。約1.4キロ地点(写真右)まで進むと樹木が切れて谷側が開けます。ただ対面の山が近いので景色としては単調です。
その後は約1.7キロ地点で大きな谷止めダムを約50mほど下の河原に見つつ、国道411号から約2.3キロ地点(写真上)まで進むと名無しの橋を渡っていきます。橋の右手は片倉沢となっており、沢を下ってきた水流は橋梁下で後山川と合流しています。その直ぐ先には林道の杭が立っており、実際の起点はここから始まるようです。
ここには古くからある「林道後山線起点」と書かれた石造りの林道杭と、2003年に東京都で建てた木組みの大きな林道杭(写真左)が立っています。その直ぐ先にはゲートが(写真左)がありますが閉鎖時期は知りません。
国道411号から約2.6キロ地点(写真上)まで進むと道の左側に林道の看板が現れます。こちらの看板の管理者名も東京都。これは周囲一帯の水利管理を東京都が行っているためのようです。
国道411号から約3.1キロ地点(写真左)まで進むと樹林帯の道となり再び景色は閉ざされます。このころから緩い下り坂となり、約3.2キロ地点(写真右)の名無し橋を渡っていくころにはハッキリとした下り坂となっています。
国道411号から約3.6キロ地点(写真左)まで進むと「黒滝橋」を渡って後山川の対岸へと進みます。その約30mほど手前では、黒い岩肌から流れ落ちる水が滝(写真右)となっており、或いはこれが橋の名称となっているのかもしれません。
暫く下り基調が続いてきた道は「黒滝橋」から緩い上り坂へと転じ、約3.8キロ地点(写真左)の「釜の口橋」からはハッキリとした上り坂へと変わります。右手となる北側に迫るのは「片倉谷」と「シオ沢」に挟まれた1536m峰(写真中央)でしょうか。右足下には約20mほどの高低差でやや狭くなった後山川(写真右)が勢いよく流れ下ります。 ここから先はページ容量が大きくなったのでページ2へと移ります。 
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