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068 安寺沢林道 秋山村の県道35号と道志村の国道413号を結び、山梨県の東端部を走る林道。
評価や閉塞感は季節によって異なってきます(A=良い/E=悪い)。閉塞感は0から10で数字が大きいほど閉塞的。経緯度は大体の目安です。
延長:約5.2km ダート:約1.1km 舗装路面:C+ 眺望:C+ 爽快感:C E 139.062 N_35.325
幅員:3.0-4.0m 通行期間不明 未舗装面:B− 雄大:C+ 閉塞感:0 2002年10月12日 晴

甲府市側から安寺沢林道へ行くには県道35号を東進していき、秋山村の「富岡入口」というバス停を右折する(写真左。同地点は神奈川との県境を僅かに山梨側に入った地点です)。右折すると「秋山大橋」となり、渡りきるとT字路(写真右)となるので左折する。※中巨摩郡敷島町にも同名林道がありますが無関係です。
左折して道なりに約4.8キロ進むと右手に金波美林道が延びている(写真左)。安寺沢林道へは同地点を更に約1.1キロほど直進し、秋山大橋から約5.9キロほど進んだ地点に林道の杭と看板が立っている(写真右)。なお林道の杭には延長2048mと書いてあるが、安寺沢林道は村営と県営があり、ここに書かれているのは村営分だけの延長になっている。
林道へ入った直後の道幅は約1.5車線弱。眺望は山間の道なので余りない。せいぜい近隣の山を望む程度で単調な景色が延々と続いていく。林道の杭から約2.1キロほど進むと林道の看板が立っている(写真右)。ここから先は県営の安寺沢林道となり、林道のピークである厳道峠へと上っていく。
村営から県営へと変わっても特に何かが変わるということはない。ただ標高が上がるにつれて眺望は徐々に広がってくる。山の連なりが大きくなり、多少遠くまで見渡せるようになる。が、景色は余り期待しない方がいい。
林道の杭から約3.2キロほど上るとゲートが現れる(写真左)。同地点は秋山村と道志村の境界になっており、厳道峠という林道のピークになっている。ここからは一転して勾配の大きい下り坂となり(写真中央)、約50mほど先のT字路(写真右)を右へと曲がっていく。ちなみにT字路を左に曲がると野原林道となり、こちらも安寺沢林道と同じく国道413号へと下っていく。
T字路を右に曲がると直ぐに小さなスペース(写真左)があり、そこから望む富士山は綺麗だ(写真中央)。ただ同地点からの坂はかなりの勾配で下っており、雨の日など路面が濡れている時には注意が必要だ。
厳道峠を100mほど下ると舗装が途切れてダート路となる(約3.3キロ地点)。道幅は1.5車線弱だが路面はフラットだ。このダート路は200mほど下った約3.5キロ地点で一端、舗装路となるが、約100mほど進むと再びダート路へと入れかわる。道幅は1車線強と狭まるので4輪同士での擦れ違いは困難だ。
約3.6キロ地点からのダート路は約900mほど続く。林道の杭から約4.5キロ地点まで下ると舗装路となり、同時にゲートが現れて安寺沢林道の終点となる(写真左)。その先はずっと舗装路が続いており、約1.1キロ先で国道413号へと抜けられる(写真中央)。同地点には「厳道峠入口」の案内板(写真右)が出ているので、国道413号から入る場合にはこの案内板を目印にすると良いだろう。

総評
秋山村側が全線舗装で道志村側が全線ダート。舗装とダートが村の境界で分かれているのは面白い。秋山村側は全線舗装のうえ眺望も余りないのでちょっと退屈に感じるかもしれない。道志村側のダートは勾配が大きいが路面が安定しているので走りやすい。ただダートが約1.1キロと短いのが欠点で、せめて5キロもあればもっと楽しいだろう。山梨県のほぼ最東端部を走る林道なので話しの種として走ってもいいだろう。
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