表示幅(要ie5.5以上):800x600の方 /1024x768に戻す 推奨ブラウザはIE5.5以上で、それ以外では表示が崩れたりスクリプトが動作しないことがあります。
トップへ戻る 林道まっぷ 簡易閲覧 4群選択 マップ選択 近接隣接 評価について
435 白滝林道2007年度版(ページ3)  富士河口湖町河口地区の浅間神社裏から西川新倉線へと上っていく林道。
評価や閉塞感は季節によって異なります(A=良い/E=悪い/平均はC)。閉塞感は0から10で数字が大きいほど閉塞的。経緯度は大体の目安です。
延長:約5.5km 未舗装区間:約4.2km 舗装路面:B 眺望:B− 爽快感:B E 138.46.34 N 35.31.53
幅員:4.0m-5.0m 冬季閉鎖:不明 /出口にゲート有り 未舗装面:C+ 雄大:B− 閉塞感:1 2007年11月13日 晴

ここからはページ2の続きです。 ページ1へ移動 ページ2へ移動 ページ3へ移動
約4.2キロ地点から眺望の広がった道ですが、残念ながらこの爽快な景色は長くは続きません。林道の起点から約4.5キロ地点まで進むと再び木々に覆われた道(写真上と写真中央と写真左)となり景色的なものは閉ざされます。ちなみに同地点付近の標高は1270m前後。起点が870m前後だったので約400mほど上ってきた計算です。
林道の起点から約4.9キロ地点(写真上左)まで進むと道の右側から上ってくる登山道(写真上右)が合流してきています。道はその直ぐ先で左へと鋭角的に切り返し(写真下右)、カーブを曲がり切ると約20mほど先で今度は右へと登山道(写真下左)が上ります。どちらにも「←三ツ峠、母の白滝→」と書かれた案内板が出ており、同地点付近では何度か登山道を横切りながら進みます。
林道の起点から約4.2キロ地点で景色のなくなった道ですが、約5.1キロ地点(写真上)まで進むと鋭角的に右へと切り返し、このとき僅かながらも左手に対面の山(写真下)を望みます。木々に遮られることや開けている範囲もそれほど大きくないのでハッキリとは分かりませんが、対面する山は河口湖の直ぐ北側に位置する1376m峰あたりなのかもしれません。
約5.1キロのカーブ(写真上)を曲がり切って約50mほど進むと、ここにも階段道となった登山道(写真下左と写真下右)が右手側から上ってきています。ちなみにこれまで何度か離合を繰り返してきた登山道もこれが最後で、ここから先で登山道と接することはなくなります。
さていよいよ白滝林道の終点も間近です。約5.2キロ地点(写真上左)からは富士山や河口湖(写真上右)を木々の間に見ながら進んでいき、約5.3キロ地点(写真下)で最後の左カーブを曲がると前方にゲートが見え始めます。
最後は林道の起点から約5.5キロ地点(写真上左と写真上右)で西川新倉林道へと出て終わります。同地点の標高は1360m前後で林道の起点からだと490m前後を上ってきた計算です。ちょっとページが余ってしまったのでその先も書いておくと、西川新倉林道へ出た場所を右折すると富士吉田市の新倉地区方向となり、左折すると約1.7キロで一般的に知られている三ツ峠山1785.2mの登山口へと抜けていきます。なお西川新倉林道を挟んだゲートの対面(写真下)には登山道が上っており、ここからも三ツ峠山へと登ることができるようです。
西川新倉林道↓
西川新倉林道は一般的に知られている三ツ峠山登山口と富士吉田市新倉地区を結ぶ全線14240m(県営9845m/市営4395m)の林道です。全線舗装ながら途中の道筋では河口湖のほぼ全景を各所で見おろし、更には西湖や青木ヶ原樹海を通して本栖湖まで望めます。
三ツ峠登山口と新御坂峠↓
白滝林道の終点を左折すると約1.7キロで西川新倉林道の起点へと至りゲートが現れます。同地点には林道の看板や杭が立っており、そのまま約100mも進むと一般的に知られている三ツ峠山の登山口です。その約50mほど先には清八林道も大幡八丁峠へと延びているのですが残念ながら通年を通しての一般車両進入禁止です。なお県道708号へ出るには西川新倉林道と清八林道のゲート中間あたりにある道を左折すると数分で県道708号へと抜けられます。
県道708号へ出た場所を左折すると下り坂となり、最終的には国道137号の新御坂トンネル出口(富士河口湖町側)へと抜けていき、右折すると上り坂となって天下茶屋の建つ新御坂峠(地図上の御坂峠は御坂山1596mの西側)へと至ります。書くまでもなく新御坂峠は太宰治が天下茶屋へ逗留中に「富士山には月見草がよく似合う」と詠んだ場所で山梨県では屈指の有名な峠です。晴れた日には綺麗な富士山や河口湖を見ることができ多くの観光客が訪れます。ただ冬季は同地点から御坂町側の国道137号までの間が冬季閉鎖となっていることがあります。閉鎖時にはトンネル手前で規制されていたり、国道137号側のゲートが閉まっていることがあるので注意が必要です。

総評
景色的な観点からみると少々谷側の樹林層が鬱陶しく感じる林道です。ただ約3.9キロ地点から約4.4キロ地点までの眺望は素晴らしく、南西側に広がる富士山や河口湖は非常に爽快です。道幅は概ね1.5車線あり大きな段差等は皆無。一般的な4輪セダン型であれば走行で問題となるようなことはないと思います。ちなみに自身が白滝林道を最後に走ったのは2004年11月でしたが、その際は深さ50センチ以上もある流水痕が至るところにあり、これだと4輪では無理だな、と思えるほど酷いものでした。が、それから僅か3年。これほど整備されたことに驚くとともに、名物的な荒れ林道がなくなってしまったようでもありちょっと複雑な気分です。
ページ1へ移動 ページ2へ移動 ページ3へ移動
トップへ戻る 林道まっぷ 簡易閲覧 4群選択 マップ選択 近接隣接 評価について