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435 白滝林道2007年度版(ページ1)  富士河口湖町河口地区の浅間神社裏から西川新倉線へと上っていく林道。
評価や閉塞感は季節によって異なります(A=良い/E=悪い/平均はC)。閉塞感は0から10で数字が大きいほど閉塞的。経緯度は大体の目安です。
延長:約5.5km 未舗装区間:約4.2km 舗装路面:B 眺望:B− 爽快感:B E 138.46.34 N 35.31.53
幅員:4.0m-5.0m 冬季閉鎖:不明 /出口にゲート有り 未舗装面:C+ 雄大:B− 閉塞感:1 2007年11月13日 晴

2002年度版はこちらでどうぞ。 ページ1へ移動 ページ2へ移動 ページ3へ移動
白滝林道は富士河口湖町河口地区と西川新倉林道を結ぶ抜け林道です。甲府市方面から白滝林道へ行くには、まずは国道137号を河口湖方面へと進み、富士河口町河口地区にある河口野猿公園まで行きましょう。河口野猿公園まで行くと駐車場の一郭に「河口野猿公園前」バス停(写真上と写真下)があるので、そこから更に約600mほど河口湖方面へと進みます。なお蛇足ですが、かつては「さる山」として親しまれていたこの野猿公園ですが、惜しまれつつも平成17年11月30日で閉園となったそうです。
  周辺マップ     さるやま遠景     元の画像に戻す  
野猿公園から約600mほど河口湖方面へ進むと浅間神社入り口(写真上左と写真下)へと行き着きます。ここからは既に浅間神社の赤鳥居(写真上右)が門柱を通して見えると思いますが、白滝林道へ行くには同地点を左折して浅間神社方向へと進みます。なお左折せずそのまま約100mほど進むと「河口浅間神社前」交差点となり、同交差点を左折しても白滝林道へ行くことができます。
河口浅間神社前交差点↓
上記したように浅間神社入り口を約100mほど進むと「河口浅間神社前」交差点となります。当日は交通量が多く写真を撮れなかったので浅間神社側から入りましたが、同交差点を左折しても白糸林道の起点へ行くことができます(距離的には殆ど変わりません)。
国道137号を左折すると約100mほどで浅間神社(写真左)へと突き当たります。同地点は左にしか曲がれない(写真右)ので、左折したらあとは浅間神社の北側を通って東へと進みます。なおこの浅間神社は貞観6年(西暦864年)に噴火した富士山を鎮めるため翌年の貞観7年に創建され、社殿の南側には「河口湖浅間神社の七本杉」と呼ばれる樹齢1200年の御神木(県指定の天然記念物)が立っているそうです。
鳥居の前を左折したらあとは道なりに進みます。国道137号から約400mほど進むと一時的な短い未舗装路となり、約500m地点(写真上左)で白滝林道へと突き当たります。同地点は白滝林道の起点から約100mほど上ってきた場所にあたり、右手に視線を送ると起点(写真上右)が見えると思います。このまま左折して上っていっても構わないのですが、今回は起点から走り始めるためいったん右折して起点(写真下左と写真下右)へと下ります。起点へ下るとT字路となっており、左は私有道で進入禁止。右に曲がると前記した国道137号の「河口浅間神社前」交差点へと戻ります(1ヶ所だけ右折する場所があります)。なお同地点には白滝林道という文字の入った略図が出ているので、河口浅間神社前交差点側から入ってきた場合でも直ぐに分かると思います。
さてここでバイクを反転させ白滝林道を上ります。当然のことですが、起点(写真上)から約100m地点(写真下左)まで進むと先ほど浅間神社側から上ってきた道が左手に分岐しています。その反対側には朱色の鳥居(写真下右)が何本か建っており、急角度の階段が山へと上ります。この先に神社でもあるのでしょうか。自身は登ったことがないので何処に続くのかは知りません。
林道の起点から約200m地点(写真上)まで進むと左手に河口地区を通して河口湖を望みます。ここからは2度の切り返しを経て上道へと進み、約400m地点(写真下左)まで進むと河口湖北岸の長崎を通して鵜の島(写真下右)を望みます。ちなみに鵜の島は富士五湖にある唯一の島で標高は859m(河口湖は831m)。島には弁財天が祀られていることから弁天島などとも呼ばれ、毎年4月25日には例祭日が執り行われるそうです。
林道の起点から約500m地点(写真上)まで進むと河口湖オートキャンプ場(河口湖の南側にある「河口湖オートキャンプ場」とは別物です)の横を過ぎて北へと向かいます。このキャンプ場の前は空き地になっており、ここに立つと産屋ヶ崎に架かる河口湖大橋(写真下左)とともに富士山を望めます。さてここまで南側に景色を見ながら上ってきた道ですが、キャンプ場を過ぎてからの道は樹林帯に沿った道(写真下右)となり景色的なものは殆どなくなります。
林道の起点から約800m地点(写真上左)まで進むと982m峰の西側へと至ります。ここからは982m峰を反時計回りに東へと廻っていき、約1.3キロ地点(写真上右と写真下)まで進むと白滝林道の中で最も大きな分岐点へと至ります。この分岐道は「母の白滝」へと続く道で、本線は左へと曲がっていきますが、右直進的に進むと約500mで「母の白滝」へと至ります。  現在地     元の画像に戻す  
母の白滝↓
母の白滝までの道は全線未舗装路です。ただ未舗装路といっても殆ど段差のない道で、道幅も約1.5車線ほどあるので一般的な4輪セダン型なら全く問題なく走れます。
分岐点から暫くは樹林層に沿った道ですが、約200m地点(写真上)まで進むと右手の樹林層が切れて景色が広がります。写真では木々に遮られてしまいましたが、ここからは河口湖大橋から西側の河口湖を広く見通します。同地点は2車線ほどの広い道幅となっており、上ってきた道はこのあと下りへと転じます。
分岐点から約250m地点(写真上左)まで進むと一気の下り坂となり、約450m地点(写真上右)からは木々に覆われた道(写真上右)へと変わります。ここから先の道幅は1車線強。終点に転回場所がないので4輪は入っていかない方がいいかもしれません。道幅の狭くなった場所から約50mほど進むと母の白滝(写真下で)となり終点です。
滝の高さは15mくらいでしょうか。その左横には母の「白滝神社」の小さな鳥居と祠(写真上)が建っており、ここからは三ツ峠への登山道(写真下)が上ります。ちなみにこの登山道は白滝林道と交差しており、このあとも何度か目にすることとなります。
さて話しを戻して先へと進みます。ここまでずっと舗装路の続いてきた道ですが、母の白滝への分岐点を境に未舗装路(写真左)へと変わります。当日は同地点に「この先ゲート閉鎖。車輌の通り抜けはできません」の立て札が出ていましたが、結果から書くと全く問題なく通ることができました。林道の起点から約1.5キロ地点(写真右)まで進むと切り返し道となり、約1.6キロ地点(写真右)で再び切り返して北西方向へと進みます。景色的には単調で、木々の間に僅かに富士山や河口湖をチラチラと垣間見る程度です。
ここまでの道幅は1.5車線強(写真上左)と林道としては広めです。4輪の車同士でも特に問題なく擦れ違うことができ、路面に大きな石や段差等が殆どないので2駆車でも走行できると思います。起点から約1.9キロ地点(写真下右)で北東へ切り返すと、その北西側に国道137号の道筋(写真上右)を望みます。ちょうど見晴らし台を下って来た折り返し地点ではないかと思われます。
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