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449 林道大和線 (ページ1) 須玉町上津金の大和地区から大門ダム南東に位置する1087.5m峰へと続く林道
評価や閉塞感は季節によって異なります(A=良い/E=悪い/
平均はC)。閉塞感は0から10で数字が大きいほど閉塞的。経緯度は大体の目安です。
延長:約3.0km+約1.3km 未舗装区間:約2.9km+約1.3km 舗装路面:C 眺望:D 爽快感:C E 138.26.27 N 35.51.46
幅員:4.0m-5.0m 冬季閉鎖:不明/ゲートなし 未舗装面:C− 雄大:C+ 閉塞感:4 2008年06月13日 晴/雲

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林道大和線は北杜市上津金町の大和地区から大門ダムの南東に位置する1087.5m峰へと続く林道です。大和線へ行くには、まずは国道141号で北杜市高根町まで進みます。高根町まで行くと道の駅「南きよさと」が国道141号沿いに建っているので、更に約1.6キロほど長野県方面へと進みます。※距離は道の駅の正面(写真下右)から計測しています。  周辺マップ     元の写真に戻す  
道の駅「南きよさと」から約1.6キロ地点(写真上左)まで進むと大門ダムの案内板(写真上右)が反対車線に現れます。同地点が大門ダムへの入り口になっており、案内板に従い右折すると約100mで須玉川に架かる「月の木橋(写真下左)」を渡ります。月の木橋を渡りきると直ぐに道が二又(写真下右)に分かれ、ここはどちらへ進んでも構いませんが今回は右の道へと進みます。
月の木橋を右折したあとは一本道で大門ダム(写真上)へと至ります。道の駅「南きよさと」からの距離は約2.5キロ。同地点の右側は小さな公園になっており、ここには大門ダムの石碑やダムの案内板、土木技術賞の受賞記念碑や標高906.6mと書かれた杭などが建っています。そのまま進むと直ぐにT字路へ突き当たり、左折すると国道141号へ戻ってしまうので右折してダム天端道路へと進みます。
天端道路(写真上左)からはダム湖の清里湖(写真上右)を左手に見ながら進みます。ちなみにこの清里湖という名称は清里高原に由来するそうで、それほど大きくはありませんが北から東へと長く続きます。また逆の右手側に見えるのは長沢地区で、谷底の須玉川を挟んで長沢地区の集落やこれから進んで行くことになる約3.0キロ地点を望みます。
ダム天端道路を渡りきるとT字路(写真上左)となりますが、左折側の道は約10mも進むと行き止まりです。当然のことながら同地点は右へと曲がっていき(写真上右)、ここから暫くは大門ダム(写真下)をバックミラーに収めながら進みます。なお大門ダムは須玉川上流の大門川を堰き止めた多目的ダムで提長180m、提高は65.5m。南東の塩川ダムと連携して洪水調整の役割を担っているそうですが、塩川ダムより一廻り小さいようです。  写真下の大門ダム拡大  
道の駅「南きよさと」から約3.0キロ地点(写真左)まで進むとゲートが現れます。このゲートがどのようなときに閉まるのかは知りませんが、ここからは左手の1087.5m峰を巻くようにして西から東へと進みます。道幅は概ね2車線弱あるので4輪でも問題ありませんが、山が近いので景色的にはやや単調で、時おり甲斐駒ヶ岳(写真右)や鳳凰三山が見える程度です。
道の駅「南きよさと」から約4.4キロ地点(写真上左)まで進むとオートキャンプ場のウッドペッカー(写真上右)へと至ります。実は大和線はこのウッドペッカーの直ぐ裏手を縫っており、キャンプ場の中を通っていくと大和線の途中へと抜けられます(後述)。ここまで緩いアップダウンを繰り返してきた道はウッドペッカーを過ぎると明確的な下り坂(写真下左)となり、約5.1キロ地点(写真下右)では水送管へと続く分岐道が右手に現れます。
WOODPECKER(ウッドペッカー):〒407-0321 北杜市須玉町上津金2449-5 電話0551-46-2450 Fax0551-42-4370
ホームページURL:http://www.woodpecker-cs.com/
津金発電所水送管からの未舗装路↓
遠目にはなにかの通路(写真左と写真中央)のようにも見えてしまいますが、実際には大門ダムの下流、約1.5キロくらいの場所に建つ津金発電所(写真右)への水送管のようです。
この水送管の下を潜っていくと小さな空き地(写真左)があり、その右側からは比較的しっかりとした未舗装路(写真右)が北へと下ります。入り口から谷側が開けた明るい雰囲気の道で、路面には車輌が通った跡もあり一見すると何処かへ抜けられそうな期待を抱かせます。実際には約1.3キロほどのピストンなのですが、せっかくなのでこの道についても最後で簡単に触れておきたいと思います。
なお空き地からは北西側に大きな八ヶ岳や清里高原道路(無料)の八ヶ岳高原大橋が望めます。八ヶ岳高原大橋は長さ490m、高さ110mという大橋で一気に川俣渓谷をまたぎます。橋上からは八ヶ岳や富士山など素晴らしい景色が広がっており、直ぐ先の駐車場からは多くの人々が景色を眺めるため徒歩で橋を渡ります。また八ヶ岳高原大橋の真下には「作業道の月の木線(延長910m)」が延びており、国道141号から月の木線へ入っていくと終点の真上に八ヶ岳高原大橋を仰ぎます。
   月の木線     周辺マップ     元の写真に戻す  
道の駅「南きよさと」から約5.8キロ地点まで進むと山道を下り終えて大和地区(写真上)へと至ります。大和地区は非常に閑静な農村地帯で、周囲一帯に広がる田園地帯は前方の斑山1115.1mへと続きます。なお少々道が狭いので分かりにくいのですが、同地点は変形の十字路(写真下左)になっており大和線へは左の道へと進みます。うっかりすると見過ごしてしまうような十字路なので注意た方がいいでしょう。  現在地マップ     元の写真に戻す  
十字路を左折して約100mも進むとT字路(写真上左)へと突き当たります。右折するとは先ほどの十字路から先の道へと抜けてしまうので同T字路は左へと進みます。T字路を左折すると約50mでY字路(写真上右)となり、左の道は約20mほど先の水道施設で行き止まるので右へと進みます。Y字路から約20m。道の右側に林道の看板(写真下左と写真下右)が現れて大和線の起点へと至ります。
林道の看板の先は直ぐに右へとカーブしていき、約50mも進むと右手に広い空き地(写真上)が現れます。ベンチがあるので地区の広場としてでも使っているのかもしれませんが、空き地の先端に立つと鳳凰三山や櫛形山方向を望み、その下には上津金地区や下津金地区の田園地帯が広がります。
道は空き地を右手に見ながら東へと進み南へと廻ります。ただ当日は入り口から深い草道になっており、林道の看板がなければ道があることさえ気がつかないかもしれない状態です。轍の跡もなかったので、このことからも車輌は滅多に通らないものと思われます。
道幅は1.5車線から1.5車線弱くらいはありそうなのですが、枝葉(写真左)が張り出しているので実感としてはそれよりもかなり狭く感じます。林道の看板から約250m地点まで進むと鋭角的に左へと切り返し、ここからはやや勾配を増した坂道が続きます。
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