表示幅(要ie5.5以上):800x600の方 /1024x768に戻す 推奨ブラウザはIE5.5以上で、それ以外では表示が崩れたりスクリプトが動作しないことがあります。
トップへ戻る 林道まっぷ 簡易閲覧 4群選択 マップ選択 近接隣接 評価について
449 林道大和線 (ページ3) 須玉町上津金の大和地区から大門ダムの南東に位置する1087.5m峰へと続く林道
評価や閉塞感は季節によって異なります(A=良い/E=悪い/
平均はC)。閉塞感は0から10で数字が大きいほど閉塞的。経緯度は大体の目安です。
延長:約3.0km+約1.3km 未舗装区間:約2.9km+約1.3km 舗装路面:C 眺望:D 爽快感:C E 138.26.27 N 35.51.46
幅員:4.0m-5.0m 冬季閉鎖:不明/ゲートなし 未舗装面:C− 雄大:C+ 閉塞感:4 2008年06月13日 晴/雲

ページ1へ移動 ページ2へ移動 ページ3へ移動
林道の看板から約2.9キロ地点(写真上左)まで進むと最後のカーブとなり、カーブを曲がり切ると前方に空き地(写真上右)が見え始めます。そして最後は約3.0キロ地点まで進んだところで空き地(写真下)に出て終わります。
空き地(写真上左)の広さは約10mx15m。当日は木々が厚く下念場の国道141号(写真上右)や八ヶ岳(写真下)が僅かに見える程度でしたが、冬枯れしている時期には木々を通して周囲の山々や高根町の町並みを望みます。
源太ヶ城跡の烽火台へ↓
さてここからは1087.5m峰の山頂へ向かってみたいと思います。登り口は空き地の南端にあり、数10mほど空き地を左手に見おろしながら登ります。登り口こそやや急斜面になっていますが、そのあとは緩い上り坂なので息が切れることもそれほどないと思います。そして空き地から約5分(写真のプロパティだと3分30秒)ほど歩くと1087.5m峰の山頂へと至ります。同地点は逸見黒源太清光が築城したと伝えられる源太ヶ城跡となっており、現在は復元された烽火台が建っています。夏期は周囲の木々が厚いのでなかなか見つけることが出来ないかもしれませんが、烽火台の先は下りとなっており、そこまで行くと行き過ぎなので山頂と思われる場所で暫くウロウロしてみてください。
狼煙台は3層構造で、アルミのハシゴ(写真上左)で1階から2階へと登れます。ハシゴは1階から2階までの1台だけしか架かっていませんが、このハシゴを2階から3階に付け替えることにより最上階まで登れます。最上階まで登ると南に富士山、正面に鳳凰三山や甲斐駒ヶ岳、北西側に八ヶ岳などの山々が連なり、その手前には韮崎市、武川村、白州町、そして大和線の起点である上津金地区などの景色が広がります。終点から僅かな時間で登れるので、大和線へ行った際には登ってみるのもいいかと思います。
  正面方向を拡大したパノラマ     元の写真に戻す  
自衛隊顕彰碑の建つ分岐道↓
さてここからは自衛隊顕彰碑の建つ分岐道を進んでみたいと思います。実は同地点からは2つの道が分岐しており、進行方向から見て右側の道は約100mほど上った急斜面で行き止まりです。その先は単なる山の斜面が続いているだけなので、右側の分岐道には入っても意味がないと思います。
ということで左の分岐道へと進みます。大和線と同じくこの分岐道も入り口から草木が目立ちます。周囲は厚い樹林帯なので景色的なものはなく、場所によっては頭上まで木々に覆われるので薄暗さを感じるかもしれません。
道幅は概ね1.5車線ほどありそうですが、実際の走行幅としてはそれより遙かに狭いと思います。2輪ならそれほど無理なく進めますが、4輪だと前が見えないような場所もあるので、この季節での走行はやめておいた方がいいでしょう。そして自衛隊顕彰碑の建つ分岐点から約1.3キロ。最後は鉄網フェンスに囲まれた空き地で行き止まります。空き地の広さは3m四方くらいでしょうか。法面の補強としてか、その部分だけコンクリートで固められています。
なおフェンスの直ぐ向こう側には大門ダムや清里湖を間近に見下ろします。恐らく直下は大門ダムから大和地区へ向かった道と思われますが、残念ながらそこから先に下る道はありません。なお大門ダム側から見た場合、正面に見えるのが1087.5m峰でその右側のコンクリートで固められた場所が支線の終点かと思われます。
水送管からの未舗装路↓
最後に水送管からの未舗装路です。水送管を潜った先に小さな空き地があり、未舗装路はその右側から北へと下ります。入り口付近での道幅は約1.5車線から1.5車線弱。4輪ではやや狭さを感じるかもしれませんが、路面には何台もの車輌が通った跡あり何処かへ抜けられるのではないかと期待させられます。
入り口から暫くは谷側が開けた気持ちの良い道ですが、先へ進むにつれて徐々に山の狭間へと下ります。約300mほど進むと右手の山肌が一面に伐採された場所を抜けていき、約1.0キロ地点では巨大な鉄塔の横を廻り込んで進みます。
路面は割としっかりしていますが、鉄塔付近だけはややヌカるんでおり、当日は何度か水溜まりの中を走ることもありました。終点間際では厚い樹林帯の道となるので少々薄暗く感じます。そして最後は約1.3キロほど進んだ空き地で道が途切れます。周囲は厚い樹林帯。景色的なものはありません。

総評
道幅はそれなりにありますが、夏期は草が深いため走り幅としては限られます。また場所によっては藪こぎを強いられ、頭上まで覆う木々には時として閉塞感が漂います。快適に走りたい方は冬枯れの時期に行った方がいいでしょう。

※1
林道大和線は林道仲間の若おじさんから教えていただきました。この場を借りて御礼申し上げます。
※2
写真左は冬枯れ期の大和線。
自身は殆ど写真を撮らなかったので、DTさん、ツバキッキさん、ナベキンさんから頂いたものを使わせていただきました。
   冬枯れ期の大和線(5枚)  
ページ1へ移動 ページ2へ移動 ページ3へ移動
トップへ戻る 林道まっぷ 簡易閲覧 4群選択 マップ選択 近接隣接 評価について