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331 小武川支線 小武川林道より入っていく林道
評価や閉塞感は季節によって異なってきます(A=良い/E=悪い)。閉塞感は0から10で数字が大きいほど閉塞的。経緯度は大体の目安です。
延長:2832m (約4.5km) ダート:2832m (約4.5km) 舗装路面:− 眺望:C 爽快感:C+ E 138.215 N_35.432
幅員:3.6m 12/10-04/25 不可 未舗装面:C+ 雄大:C 閉塞感:1 2003年10月29日 晴

小武川支線は林道小武川線から入っていく。林道御庵沢小武川線を右に分岐して林道小武川線を約3.8キロほど進むと小武川支線の入り口が左手に延びている(写真左)。同地点は青木鉱泉への入り口にもなっており、道沿いには青木鉱泉の看板(写真中央)も立っているので直ぐに分かるだろう。また、林道小武川線から小武川支線へと左折した場所には2003年になって林道の看板(写真右)も立てられている。※ここまでの道筋は林道御庵沢小武川線と林道小武川線を参照してください。
上の写真は逆側から見たパノラマ写真。右の端に立つ林道の杭は林道小武川線の杭で、小武川支線の林道の看板はその手前の分岐路を入った直ぐの場所に立っている(恩賜林の看板(林道の杭の上の看板)でちょっと隠れてしまった)。なお2003年11月現在、林道小武川線の舗装は林道御庵沢小武川線を分岐した場所から同地点まで延びている。
林道小武川線を左折すると直ぐにカラマツ林の道となりダート路が林の中に延びている。道幅は約1.5車線あり路面は極めてフラットだ。樹林帯の道は約400mほど続き、カラマツ林を抜けると視界が開けるようになる。
なお2003年11月現在、同一帯は大規模な丸沢下流第一床固工事をやっている。工事は遙か上流まで続いており、作業車が頻繁に通り抜けていくので注意しよう。林道の看板から約900mほど進むと小武川八号橋(写真中央)となり対岸へと渡っていく。橋を渡った道(写真右)は左へ曲がりながら上っており、視界は再び樹木で閉ざされる。
林道の看板から約1.1キロほど進むと道は二股に分岐する(写真左)。同分岐路を右に曲がると約600mほど先で青木鉱泉へと続いていくが、この分岐路は左の道へと進んでいく(青木鉱泉は最下段に付記)。一帯は丸沢下流第一床固工事の他にも数々の工事が行われており、左へと進んだ道も作業車が頻繁に行き来するので極めて平坦だ。約1.8キロほど進むと再び二股に分岐(写真右)する。左の道は通行止めになっており、入っても約100mほどで工事箇所となってしまうため同分岐路は右へと進んでいく。
横にはドンドコ沢を下る川原が寄り添うが、林道中に於いて視界が開けるという場所は余りない。多くは樹木に遮られるか周囲を山に囲まれた渓谷沿いの道を縫っていく。林道の看板から約2.6キロ地点(写真中央)まで進むと分岐路があり、左の道は通行止めの看板の先で工事をやっている。同分岐路を真っ直ぐ進んで行くと約2.7キロ地点で広い空き地へと出る。道はその1番奧から更に延びている(写真右の丸印)。
空き地を過ぎるころにはドンドコ沢を離れ小武川沿いの道へとなっていく。小武川の河原には大きな石がゴロゴロと転がっているが、進行方向が開けていて気持ちの良い場所だ。ただ、この辺りは北西に燕頭山(2104.5m)、南東に御所山(1892.4m)といった高い山に挟まれているため直ぐ陽が陰る。爽快な道だけに少し残念だ。
この河原沿いの道は約2.7キロ地点の空き地を過ぎると直ぐに始まり、約500mの区間に渡って続いている。途中には空き地へと降りられる場所があり、正面に燕頭山(写真右)を見ることができる。
林道の看板から約3.4キロ地点(写真左)まで進むと道は二股に分岐する。この分岐路はほぼ同角のT字路で、右に曲がると約500mほど先で再び分岐している。その分岐路の左は通行止めとなっており、直進する形で右へと進んでいくと小武川工事用道路となる(最終的にはドンドコ沢の工事現場に出て終わる)。さて、話しを戻してこの約3.4キロ地点(写真左)の分岐路を左へと曲がっていくと樹林帯の道(写真中央)となり、約3.6キロ地点で林道の杭(写真右)が現れる。この林道の杭には「市営林道、小武川線(韮崎市)」と書かれており延長表記は12500mとなっている。この林道の杭が意味するところは不明だが、或いはこの道は(小武川支線は)、古くは小武川林道の一部だったのかもしれない。
更に約100mほど進んだ約3.7キロ地点(写真左)まで進んでいくと道は再び分岐する。右に曲がると大昭和山林部という看板のかかった小屋があり、そこから先は薬師ヶ岳への登山道となっている(車輌不可)。同分岐路は直進していき、約4.4キロ地点まで進むとゲート(写真右)が現れる。古く錆び付いたゲートで使用しているのかどうかは分からない。
このゲートの数十m先で道は再び分岐(写真左)しているが、右への道はチェーン規制(写真中央)で通行止めとなっており、左への道は約100mほど先で小武川の河原(写真右)へ突き当たって終っている。何処までが小武川支線なのか確認は出来なかったが、看板の地図で見るかぎり既に小武川支線の先まで進んでいるようなのでここまでとした。
−付記−
写真左:林道の看板から約3.4キロ地点(9段目写真左)の分岐路を右に曲がると燕頭山を間近に見ることができる。この道は小武川工事用道路ということで最終的には河原の工事現場へと突き当たる。
写真中央:林道の看板から約1.1キロ地点(5段目写真左)を右に曲がると約400mで青木鉱泉の駐車場となる。なお、バスは同駐車場まで来ているようだ。ここをクリックするとバスの時刻表を表示させます。
写真右:駐車場から約200mほど進むと青木鉱泉が建っている。

総評
非常に分岐路が多く、その殆どで工事をやっている。また掲載以外にも道があるが殆どは通行止めとなっている。路面は穏やかで4輪のセダンでも問題ないが、景色的には周囲を峻険な山に囲まれているため余り多くは望めない。ただ約2.7キロ地点を過ぎた河原沿いの道は気持ちいい。秋以降の午後は直ぐに陽が陰るので行くなら日の高い内がいいだろう。
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