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393 林道天池線 増穂町平林地区から延びるピストン林道。
評価や閉塞感は季節によって異なります(A=良い/E=悪い/平均はC)。閉塞感は0から10で数字が大きいほど閉塞的。経緯度は大体の目安です。
延長:約3.2km 未舗装区間:約2.7km 舗装路面:C 眺望:C− 爽快感:C E 138.243 N 35.345
幅員:約3.6m-4.0m 通行可能期間不明/ゲートなし 未舗装面:C− 雄大:C− 閉塞感:1 2005年11月17日 晴

林道天池線は増穂町平林地区から延びるピストン林道です。林道天池線へ行くには、まず旧櫛形町方面から国道52号を南進して増穂町まで進みます。国道52号で増穂町まで行くと「青柳二丁目」という信号機付きの交差点(写真左)があるので右折して西進します。ちなみに同交差点には信号機の横に「青柳二丁目」という交差点名を記した看板と、その手前(北側)50mほどの路上に「増穂町文化会館・増穂町役場・丸山林道・櫛形山→」という大きな案内板(写真右)が出ているので注意していけば分かると思います。
国道52号の「青柳二丁目」交差点を右折すると県道413号となり、約50mも進むと増穂町役場前(写真左)へと行き着きます。ここから先には「丸山林道・櫛形山」という案内板や看板が幾つも出てきます。途中までは丸山林道への道と同じなので看板に従い進みます。国道52号の「青柳二丁目」交差点から約2.1キロほど進むと変形の交差路(写真右)となり、吉野屋酒店へと突き当たるので左へと曲がっていきます。ここにも路上に「←平林、県道413号」という案内板や、「←丸山林道・櫛形山」という標識が出ているのでそれに従います。
国道52号から約6.2キロ地点(写真左)まで進むと増穂町平林地区の民家が現れ始め、約7.5キロ地点まで進むと道の右側に「久保屋」という自動販売機のある商店が建っています。その直ぐ先に「久保橋(写真右)」が利根川に架かっているので渡っていきます。平林地区は戸数140ほどの集落で、商店があるのは同地点だけなので直ぐに分かると思います。ちなみに久保商店の直ぐ手前は農協の平林集荷所となっており、その対面には「西小前」バス停も立っています。
国道52号から約7.5キロ地点の「久保橋」を渡ると約30mほど先で左へと下っていく分岐道(写真左と写真右)に気がつくと思います。林道天池線は同分岐路を左へと入った場所から始まるので左の道へと進みます。※当HPではこの分岐地点を起点としています。
分岐した道を約30mも下ると右側に消防署の分署(写真左)が建っており、道はその先で左へと進んでいきます。暫くは平林地区の集落が建ち並んでいますが、約100mも進むと(写真右)家屋も途切れ始めます。
利根川を挟んだ左側にここまで通ってきた県道413号や平林地区の景色(写真左)を見ながら進んでいくと、約400m地点(写真右)で広い敷地に多くの車が並ぶ建物が現れます。入り口に「カーショップUFO」という看板がかかっており中古車を売買する会社のようですが、こんな場所でとちょっと驚かされます。
県道413号から続いてきた舗装路ですが、カーショップの敷地を境にした約500m地点(写真左)からは未舗装路へと変わります。同地点での道幅は約1.5車線から約1.5車線弱といったところで路面に大きな段差等はありません。未舗装路の道を進んでいくと、約700m地点(写真右)で豚舎、或いは牛舎(写真右)の前を過ぎていきます。入り口には鉄柵があり敷地内も荒廃しているので現在は使われていないようです。
県道413号から約800m地点(写真左)まで進むと左カーブの右側に大きな空き地が広がっています。未舗装路部分では最も開けた場所となっていますが、対面の山が近いので眺望するような景色はありません。ここまでは緩い下り坂でしたが、この左カーブを曲がるとやや大きな勾配(写真右)となって下っていきます。
天池線は入り口から概ね南東へと向かっていきますが、県道413号から約1.1キロ地点(写真左)で鋭角的に右へ曲がっていくと暫くは南西へと進みます。そして約1.4キロ地点(写真右)まで進むと再び南東へと向かいますが、同地点では伐採現場となり左手が開けた状態となっています。ただ対面の山が近いため、ここでも景色らしい景色はありません。
伐採された地点を過ぎるとクネクネと曲がっていく樹林帯の道へと変わります。長い直線路が少なく右へ左へと曲がりながら進み、樹林帯も厚いのでやや閉塞感のある道で景色的なものは全くありません。
県道413号から約2.2キロ地点(写真左)まで進むと再び周囲が伐採された場所(写真左)を通過していきます。ただこちらでも景色的なものはなく、約100mほど直線路が続いたあとは樹林帯の道(写真右)へと変わります。
伐採地点を過ぎると緩い下り坂となっています。大きな石や段差等はありませんが、暫く進むと路面には下草が目立つようになり余り車輌が入って来ないことをうかがわせます。
県道413号から約2.5キロ地点(写真左)まで進むと緩い上り坂へと変わり、約2.6キロ地点(写真左)からはハッキリとした上り坂となっていきます。時おり右手の谷側に木々を通してチラチラと対面の山(写真右)を望みますが景色的には単調です。
この辺りでは短い区間でアップダウンの繰り返される道となっており、約2.8キロ地点からは再び下ります。県道413号から約2.9キロ地点まで進むと718m峰のほぼ南側直下となり左手には稜線(写真右)が間近に迫ります。
最後は約3.2キロ地点の左カーブ(写真左)を曲がっていくと道が不意に途切れて終わります。終点は約7mx約8mの空き地となっており4輪でも転回することが可能です。
最終地点からは右手斜め前方側(北東方向)が開けており甲府盆地を望めます。それほど大きく開けているわけではないので素晴らしいというほどではありませんが、甲府市街から双葉町や敷島町といった町並みが広がり手前の山には林道北山線の道筋も望みます。

総評
最後の方にやや狭い場所もありますが、道幅は概ね1.5車線弱の道が続きます。景色的にやや単調なので面白いというほどの道ではありませんが、近くには北山線平清水線などの未舗装路林道があるので繋げれば或る程度の距離にはなると思います。
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