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405 村営林道徳和下釜口線 三富村下釜口の村道大平線と三富村徳和地区を結ぶ林道
評価や閉塞感は季節によって異なります(A=良い/E=悪い/平均はC)。閉塞感は0から10で数字が大きいほど閉塞的。経緯度は大体の目安です。
延長:約1.7km 未舗装区間:約1.0km 舗装路面:C 眺望:D+ 爽快感:D+ E 138.440 N 35.473
幅員:約4.0m 冬季閉鎖:なし 未舗装面:C 雄大:D 閉塞感:0 2006年05月21日 晴/曇

林道徳和下釜口線は三富村下釜口地区と三富村徳和地区を結ぶ村営林道です。甲府市方面からの道筋を簡単に書いておくと、まず国道140号を北進して三富村下釜口地区まで進む。下釜口地区まで行くと道の左側にフルーツ山梨三富支所や下釜口バス停の立つ分岐路があるので左折する。左折した道は村道大平線となり、約1.5キロほど走ると分岐路(写真左)が現れて林道の看板(写真右)が立っている。右へ折れていく道は大平荘(同地点から約5.1キロ)や乾徳山南線(約5.6キロ)へと続いていくが、徳和下釜口線へは直進的に左の道へと入っていく。※ここまでの詳細については林道乾徳山南線のページを参照してください。
徳和下釜口線へ入ると直ぐに勾配の大きな坂となって上っていく。入り口付近での道幅は約2車線弱から約1.5車線強と広め。路面はコンクリートで舗装化されているが、約100m地点(写真上)で右へと大きく曲がっていくと道幅は約1.5車線へと狭まり、路面も約200m地点(写真下左)からは未舗装路へと変わっていく。この未舗装路は約300m地点(写真下中央)で一時的に舗装路となるものの、約400m地点(写真下右)では再び未舗装路へと戻っていく。
林道の看板から約500m地点(写真左)からは九十九折れとなった切り返し道が連続して現れる。路面に大きな段差はないがやや勾配の大きい上り坂。2駆の4輪だと若干滑る感覚があるかもしれない。約600m地点(写真右)からは約100mほど舗装化されている。
林道の看板から約800m地点(写真左)まで進むと切り返し道も終わりここから暫くは南西方向へと進んでいく。左手の谷側にはここまでの道筋や入り口の横に広がっていた空き地(写真右)を望むも景色的にはやや単調だ。
林道の看板から約1.2キロ地点(写真左)まで進むと徳和下釜口線のピークへと達する。ピークといっても周囲は樹林帯に覆われているので眺望はなく、ちょっとした坂道を越えていくといった味気ないものだ。ここからは下り坂。約1.3キロ地点(写真右)まで進むと樹林帯が切れて正面と左手方向に徳和地区の集落が広がる。
約700m地点から続いてきた未舗装路だが、林道の看板から約1.4キロ地点(写真左)まで進むとコンクリート路へと変わる。ここからは左手側(西側)が開けており、県道209号(乾徳山線)に沿って広がる徳和地区の集落(写真右)や、その背後の大久保山1323m、御殿山1323mなどを望む。
最後は林道の看板から約1.7キロ地点(写真左)まで進むと右側に旧坂本家住宅の建つT字路へと突き当たる。この旧坂本家住宅というのは江戸時代の1761年(宝暦11年)に建築された農家で県の文化財になっているそうだ。ただ築後250年近くが経過し老朽化が進んでいるため山梨市が移転を検討しているそうだ。さてT字路を左折していくと、約300mほど先で徳和山吉祥寺の前を抜けていく。この吉祥寺は承元年間(1207年〜1210年)に武田伊豆守信光が毘沙門天像を安置して創建した寺ということで、現在は甲斐百八霊場の第七番所になっている。※終点が分かりませんので当サイトでは旧坂本家住宅のT字路を終点としています。
更に徳和山吉祥寺の前を約100mほど進むと県道209号(写真左)へと突き当たる。同地点の右側には民宿「山吹荘」が建っており、入り口には「←乾徳山・徳和渓谷/旧坂本家住宅→」という案内板が壁面にかかっている。県道209号を右折すると徳和林道を経て徳和渓谷へと続くが車輌は行き止まり。左折すると直ぐに徳和川に架かる前橋を渡っていき、その先は約2.2キロで国道140号の徳和入口交差点(写真右)へと抜けていく。国道140号に出る場所は上門坂トンネルの約100mほど南側で、左折すると同トンネルを潜って広瀬湖や雁坂トンネルへと続いていくことになる。

総評
道幅は概ね1.5車線ほどあり路面に大きな段差等はない。一般的な4輪セダン型でも問題ないが、やや勾配が大きいので2駆車では砂利道に滑る感があるかもしれない。延長が約1.7キロと短いうえ眺望的にも余り優れないので面白みという点では劣るが、乾徳山南線へ行ったついでにでも廻ってみるといいかもしれない。
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