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404 林道乾徳山(南)線(ページ1) 三富村上釜口の大平牧場から乾徳山の東側を抜け広瀬湖へ続くも現在は開設中の林道
評価や閉塞感は季節によって異なります(A=良い/E=悪い/平均はC)。閉塞感は0から10で数字が大きいほど閉塞的。経緯度は大体の目安です。
延長:7564m(実走7.8km) 未舗装区間:約7.7km 舗装路面:C 眺望:C+ 爽快感:B− E 138.442 N 35.470
幅員:4.0m 冬季閉鎖:12/10-4/25 未舗装面:C+ 雄大:B− 閉塞感:0 2006年05月21日 晴/曇

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林道乾徳山南線は東山梨郡三富村上釜口(現在は山梨市)にある大平牧場から、乾徳山2031mの東側を廻って広瀬湖の方向へと続く林道です。甲府市方面から行く場合は、まず国道140号で三富村下釜口地区(写真左)まで進む。三富村下釜口地区まで行くと左側に「フルーツ山梨三富支所」が建ち、その手前に「下釜口」バス停の立つ場所がある。大平牧場へは「フルーツ山梨三富支所」の直ぐ先にある分岐路を左へと入っていく。国道140号から左へ入った道は村道大平線となるが、入り口には「乾徳山、大平高原6キロ」と手書きの看板(写真右)が出ているのでこれを指標としてもいいだろう。また逆の雁坂トンネル側から来る場合にも国道140号の左側に同じような看板が立っている。
村道大平線へ入ると暫くは2車線路が続いている。国道140号から約1.5キロほど進むとY字路(写真左)となり、直線的に左の道へ入っていくと村営林道徳和下釜口線となって三富村徳和地区へと抜けていく。大平牧場へは同Y字路を右へと曲がっていくが、ここからはやや勾配の大きい上り坂(写真右)。路面は古びており各所でヒビ割れが目立つようになる。割れ目の段差が大きいのでハンドルを取られないよう注意しよう。
徳和下釜口線とのY字路を過ぎると道幅は約1.5車線へと狭まっていく。ここからは一気に標高を上げていき、時おり道の右手(東側)に広がる三富村の景色を見ながら進んでいく。ちなみに写真左は約2.4キロ地点からの景色だが、国道140号を挟んだ対面の山腹には鈴庫山線が見えている。鈴庫山線の長さは9562m。当サイトでは書いてないが、鈴庫山線は三富村川浦地区の国道140号からも上っていくことができ、国道140号側から上ると塩山市平沢地区(現在は甲州市)の県道207号へと抜けていく。さて村道大平線だが、約5.3キロ地点(写真右)まで進むと舗装が切れて未舗装路となる。ただこの未舗装路はそれほど長くはない。約500mも進むと再び舗装路へと戻っていく。
国道140号から約6.6キロ地点まで進むと右手に駐車場(写真上)が現れ、その直ぐ先の左側には大平牧場の民宿「大平荘」が建っている。一見すると大平牧場へ入っていってしまうかのように見える道だが構わずに進んでいこう。道は大平荘の約50mほど先で左カーブとなっており、カーブを曲がり切ると更に大平牧場の牧草地帯(写真下)を突っ切って道が続いている。
道のりとしてはやや長いが、国道140号から約7.1キロ地点(写真左)まで進むと林道乾徳山(南)線と表記された林道の杭が道の左側に立っている。なお舗装はここで途切れ、林道の杭から先は未舗装路(写真右)となっている。
林道の杭から先は約1.5車線の道幅で県営の林道としては一般的な広さだろう。また路面は未舗装だが非常にフラットで一般的な4輪セダン型でも普通に走れるはずだ。左右にはそれほど広大というほどではないが牧草地帯が広がっており、暫くは開けた景色の中を南西へと向かっていく。
林道の杭から約300mほど進むと(写真左)徐々に大平牧場は後方へと離れていき、約500mも進むと左手が開けて東から南東方向にかけての眺望(写真右)が広がっている。それほど大きく開けているわけではないが手前には扇山941.9m方向から鈴庫山(スズクラヤマ)方向にかけての稜線が延びており、その上には霞を通して塩山市(現在の甲州市)方向の山々が見えている。
林道の杭から南西へと進んできた道だが、約700m地点(写真左)の折り返しで北東へと向きを変えていく。同地点には3方向を示す標識(写真右)が立っており、カーブの先端を左へ下ると道満尾根から道満山1314.1mを経て徳和地区へと下っていけるようだ。
林道の杭から約1.0キロ地点まで進むと乾徳山(ケントクサン)への登山口(写真左と写真右)が左手へと上っている。乾徳山は山梨百名山にも選ばれている山で標高は2031m。山頂からの景色は素晴らしいそうだが、同地点の標高が1390m前後なので641mも上っていくことになる。最後には垂直の鎖場もあるらしいので自身とは永遠に無縁の山となりそうだ。
林道の杭から約1.3キロ地点(写真左)まで進むと休憩所があり、ここにはテーブルやベンチが設置されている。ちょっとした展望所のようになっており東側の景色を望むが前方の樹木が邪魔をしておりスッキリとは望めない。約1.6キロ地点(写真右)まで進むと林道の看板とゲートが現れる。ここからが冬季閉鎖の対象となるわけだが、入り口ではなく同地点に設置されているのは乾徳山への登山口が約700m地点にあるためだろう。
ゲートを過ぎると暫くは北へと向かっていく。林道の杭から約2.0キロ地点(写真上左)では前方に乾徳山を望みながら進んでいき、約2.5キロ地点(写真上右)では広い空き地が道の右側に現れる。この空き地は30mx40mほどあり、その先端に立つと国道140号を挟んだ東側の峰々(写真下)が長く連なっている。
林道の杭から約2.7キロ地点(写真上左)まで進むと乾徳山の東側へと至り、約2.8キロ地点(写真上中央)からは徐々に北東へと廻っていく。乾徳山は徐々に後方へと移っていき、約3.6キロ地点(写真上右)まで進むと道の右側に空き地が現れる。空き地の右側は開けており、対面の山腹に視線を移すと鈴庫山線の行き止まり地点(写真下)と思われる場所を見て取れる。
概ね路面、法面ともに安定しているが場所によっては1mくらいの落石(写真左)が数ヶ所で転がっていた。落石は防ぎようがないが注意して走った方がいいかもしれない。林道の杭から約3.8キロ地点(写真右)まで進むと沢を大きく廻り込んでいき、対面にはこれから進んでいく道が長く延びている。
この沢は青笹川が流れ下る沢だと思うが、林道の杭から約4.1キロ地点(写真上)まで進むと名無しの橋が架かっており最奥部から対面の道へと移っていく。また同地点には橋の手前で分岐路が左手へと上っている。上り勾配が大きく、道幅も約1車線強から約1.5車線弱と狭めの道だ。一見して作業道と分かる道だがちょっと入ってみる。
分岐路
入り口からの路面はコンクリート路たが、数ヶ所で100mから数100mという短い未舗装路が残っている。途中の九十九折れとなった切り返し道からはグングンと標高を上げていき、場所によっては東側の眺望が開ける。
当初は1キロも走れば終わるのではないかと思っていたが意外と長く、最終的には分岐点から約2.4キロほど続いている。
右手には谷止めの堰堤があり、この堰堤を沢伝いに下っていくとやがて分岐点の名無し橋へ続くと思われる。また左手側は急峻な山の斜面(写真左)となっているが他にはなにもない

※写真がパノラマなので後方に見えますが、実際の堰堤は右側90度の位置です。


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