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026 大野山林道 木賊平林道と観音峠大野山林道を結ぶ林道。
評価や閉塞感は季節によって異なってきます(A=良い/E=悪い)。閉塞感は0から10で数字が大きいほど閉塞的。経緯度は大体の目安です。
延長:1238m ダート:1238m 舗装路面:− 眺望:C+ 爽快感:C+ E 138.350 N_35.495
幅員:3..0m 12/10-04/25不可 未舗装面:D 雄大:C 閉塞感:0 2003年05月09日 晴

大野山林道へ行くには木賊平林道か観音峠大野山林道から入っていく。今回は木賊平林道から入ってみた。ここまでの道筋を簡単に書いておくと、観音峠大野山林道にある木賊峠(写真左)から池の平林道へと入り、約1.5キロほど進むと木賊平林道が左手に延びている(写真中央)。《ちなみに同地点は須玉町と甲府市の境界になっており、境界を示す看板が立っている》。池の平林道を左折して木賊平林道へと入ると約500mで大野山林道の杭が左に立っている(写真右)。ただ夏場などでは半ば草に覆われているので注意していかないと見逃す。※ ここまでの道筋は観音峠大野山林道池の平林道木賊平林道のページを参照してください。
木賊平林道から分岐した大野山林道は入り口から左へと大きく曲がっていく。暫くは広々と開けた約2車線の下り直線路が続くが、約200mも進むと約1.5車線弱の道となり右へと大きく曲がっていく。ここまでの路面は段差の少ない砂利道。勾配も緩やかで非常に走りやすい。ただ右へ曲がると直ぐに巨大なクレパス群が待ち受けている(写真右)。
クレパスの深さは最大1メートル半。道を斜めに横切っており、右側は崖下まで続いている。2輪なら左側を通ることができるが4輪では或る程度の覚悟が要るだろう。4輪が敷いたと思われる木片が残っていたが(写真左)、一歩間違えれば自力での脱出は難しい。クレパス群はその後も続き、約1車線の道に幅1メートル、深さ40センチほどの亀裂が約100mに渡って続いている。4輪では一度踏み込めば後戻りも難しいので慎重に対処されたい。なお、このクレパス群の場所からは上り坂となっていく。
約100mのクレパス群を抜けると道は一度、広くなる(写真左)。しかし50mほど進むと再び狭くなる(写真中央)。道幅は1車線未満しかなく4輪では片側のタイヤを斜面に乗り上げながら走ることになるかもしれない。狭い道を約50mほど進むと空き地が現れ(写真右)、そこからの道は約1.5車線弱の道幅となる(林道の杭から約400m地点)。
約500m地点からの道は緩やかに下っていく。周囲も開けて、右手には金峰山や瑞垣山といった奧秩父の山々が美しく広がっている。下りとなった道は穏やかで、比較的長い直線路が続いていく。
林道の杭から約1キロ地点(写真左)では再び緩やかな上り坂となり、約1.2キロ地点(写真中央)では右カーブの上方に観音峠大野山林道が見えてくる。その右カーブを曲がった約1.3キロ地点(写真右)まで進むと大野山林道のゲートが現れる。
最後はゲートを約10mほど進んで観音峠大野山林道に突き当たる形で終わっている(写真左)。突き当たって右に曲がると増富側、左へ曲がると約1.2キロで木賊峠へと至る。ちなみに同地点で左やや後方へ目を転じると、木賊峠から下る池の平林道を見てとれる(写真右の山腹を縫っている)。

総評
勾配の大きいアップダウンは殆どなく、クレパス以外は穏やかな道が続く。約500m地点では広大な樹林帯の上に奥秩父の山々が広がり爽快な道となる。ただ道幅が狭いことや途中のクレパスを考慮すると4輪では入らない方が無難と思われる。
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