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158 板垣林道 愛宕山スカイラインから茶道峠を越えて善光寺町へと至る。甲府駅に1番近い林道。
評価や閉塞感は季節によって異なってきます(A=良い/E=悪い)。閉塞感は0から10で数字が大きいほど閉塞的。経緯度は大体の目安です。
延長:約2.7km ダート:0m 舗装路面:B 眺望:C+ 爽快感:C− E 138.353 N 35.403
幅員:約3.0m-4.0m 通年通行可能 未舗装面:− 雄大:D 閉塞感:0 2002年10月27日 晴

板垣林道へ行くには、甲府駅北口(写真左)から武田神社へと続く県道31号(武田通り)を北に向かって約1.7キロほど進んでいく。約1.7キロほど進むと「護国神社入口」という交差点(写真中央)があるので右折する。同交差点の信号機の横には標示板(写真右)が出ているので直ぐに分かるはずだ。右折して約1キロほど進むと「つつじヶ崎霊園」となり、その先は愛宕山こどもの国へと続く道を上っていく(愛宕山スカイライン)。
県道31号を右折して約1.8キロほど進むと、「山梨県埋蔵文化財センター分室(旧、林業技術センター)」の入り口となる(写真左)。その正面には周辺案内板(写真中央)が立っており、板垣林道も表示されているので見ておくと便利だろう。板垣林道の入り口は、周辺案内板から更に約700mほど進んだ地点で左へと延びている(写真右)。
板垣林道は大笠山(518.9m)の北側斜面を廻り善光寺町へと至っている。周辺に高い山はないのだが、樹林帯の道が続くので眺望は望めない。林道のピークである茶道峠までは樹林帯の中を約1.5車線弱の舗装路が続いている。
約600mほど進むと左手に岩窪林道(写真左)が延びている。岩窪林道は板垣林道に続いて甲府駅に2番目に近い林道だ。先に書いた「山梨県埋蔵文化財センター分室」の上を走っており、途中までは愛宕山スカイラインの上方を平行に走っている。全線ダートだが736mと短く、最後は道が途切れて終わるが、途中には遊歩道から下る展望台があり甲府盆地が広がっている。2002年までは草や樹木で酷い荒れようだったが、2003年になって何故か急速に整備された林道だ。さて、岩窪林道を約50mほど進むと林道のピークである「茶道峠」へと達し標識が立っている(写真中央)。茶道峠は古府中町と善光寺町の境界になっており、同峠には富士山が顔を覗かせている(写真右)。
茶道峠から先は約2車線弱の広い舗装路が下っている。周辺には数十軒の家々が建ち並び、林道といっても一般の生活道路になっている。道を下っていく途中では所々で甲府盆地が顔を覗かせている。
最後は茶道峠を約2.1キロほど下った高倉川に架かる「茶道橋」に出て終わる(愛宕山スカイラインからだと約2.7キロ)。茶道橋の手前には林道の杭が立っており、橋を渡って右に曲がれば約500mで県道6号の善光寺交差点へと抜けられる。

総評
林道っぽいのは茶道峠の東側だけで西側は一般道と変わらない。甲府駅に最も近い林道であるため車が頻繁に通っている。ただ、そんな地元の人間でも板垣林道という名前を知っているのは極めて少数だ。
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