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429 林道帯那山線(ページ1) 甲府市上帯那町にある脚氣石神社から水ヶ森線へと上っていく林道。
評価や閉塞感は季節によって異なります(A=良い/E=悪い/平均はC)。閉塞感は0から10で数字が大きいほど閉塞的。経緯度は大体の目安です。
延長:約4.2km 未舗装区間:0m 舗装路面:C+ 眺望:C 爽快感:C E 138.35.01 N 35.42.46
幅員:約4.0m 冬季閉鎖:通年通行可/ゲートなし 未舗装面:− 雄大:C 閉塞感:0 2007年06月04日 晴/雲

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帯那山線は甲府市上帯那町から水ヶ森線へと上っていく林道です。帯那山(1422.3m)の近くに出るため登山をする際には便利で、特に水ヶ森線のゲートが閉っている場合は帯那山線から上っていくと水ヶ森線のゲートを避けられます。さて帯那山線へ行くには、まずは甲府市下帯那町の和田峠を目指します。和田峠は千代田湖の約100mほど東に位置する峠で、主に甲府市和田町側から県道104号で上っていく方法と、甲府市山宮町側(写真左)から山宮町の見晴台(写真中央)を経て上っていく方法の二通りが考えられます。どちらを使ってもそれほど時間的な大差はありませんが、今回はより分かりやすい和田町側(写真右)から上って和田峠へと進みます。
和田町側から県道104号を上っていくと、千代田湖の約100mほど手前で和田峠(写真左)へと至ります。ただ峠といっても知らない方にとっては気がつかずに通り過ぎてしまうような何の変哲もない峠です。左手に千代田湖が見えたら行き過ぎなので注意していきましょう。和田峠まで行くとその直ぐ先に八千代商店が建っており、その手前に右へと分岐している道(写真右)があるので同分岐道へと進みます。なお同分岐道へ右折せず真っ直ぐ進むとやがて県道7号となり昇仙峡グリーンラインへと至ります。
昇仙峡グリーンライン
昇仙峡グリーンラインは1972年4月1日に御岳昇仙峡有料道路として開通しましたが1997年3月31日に無料化されました。ちなみにかつての料金所は南側が千代田小学校の直ぐ先にあり、北側が県営駐車場の直ぐ横に建っていました。途中では多くの奇山奇岩を見ながら走れる景観の良い道なのですが、一度グリーンラインから出てピストンで戻る際には二度の徴収となるので途中からUターンしてきたものでした。が、今はそれも昔。現在は無料化されたので気軽に走れます。有料道路だっただけに快適な道です。行ったことのない方は走ってみても面白いと思います.....と、相変わらず要らんことを書いております。
さて帯那山線の起点となる脚氣石神社へと向かいます。八千代商店から北へ道なりに進んで行くと、約400mほど先で帯那川に架かる宮川橋(写真左)を渡ります。渡たり切った直ぐの左手には諏訪神社(写真右)が建っています。
八千代商店から約500m地点(写真左)まで進むと道が二又(写真左)に分かれますが、同分岐点はセンターラインの続く右の道へと進みます。ちなみに正面やや左手には岡梨山1102.4mが見えると思います。岡梨山は帯那山の約2キロほど手前にある山ですが、帯那山線はその岡梨山の向こう側を縫う形で水ヶ森線へと上ります。なおこの道はバス道となっており、八千代商店から約1.0キロ地点(写真中央)では「新井入口」バス停の横を通過していきます。下帯那町はこのバス停を境に上帯那町へと変り、暫くすると背後には千代田湖や南アルプス市方向の景色(写真右)が広がります。
八千代商店から約1.3キロ地点(写真左)まで進むと再び道が二又に分岐しています。注意していくと同地点の正面には「←千代田小学校/帯那山、水ヶ森林道→」と書かれた案内板が出ています。やや小さく表示も薄いので目立つような案内板ではありませんが、帯那山線は水ヶ森線へと抜けていく林道なので表示に従って右へと進みます。
八千代商店から約1.6キロ地点(写真左)まで進むと左へと分岐している道が現れます。実はこれが脚氣石神社へと続く道となっており、同地点の正面には「←帯那山、水ヶ森林道/大正池、ユースホステル→」という案内板が出ています。以前は約1.3キロ地点の案内板と同じく目立たない看板でしたが、最近になって新設され前よりは分かりやすくなりました。
分岐点を直進した場合の甲府ユースホステル、大正池、金子峠↓
分岐点を曲がらずそのまま進むと約300mほど先で大正池と甲府ユースホステルに行き着きます。道は甲府ユースホステルから更に約200mほど続いていますが、最終的には金子峠(きんすとうげ)で行き止まります。かつては金子峠から右へ下る道はバイクなら塚原町まで下っていくことが出来ましたが(トライアル車の練習コースだった)、現在は遊歩道となってしまったので車輌で下ることはできません。また逆に左へと上っていくと淡雪山へと続き、やがては昭和池方向へと行けるようです(こちらは行ったことがないので詳しくは知りません)。
さて分岐点を左折していくと、分岐点から約300m地点(八千代商店からだと約1.9キロ)で再び道の左側に諏訪神社(写真左)が建っています。同地点の標高としては710m前後といったところでしょうか。八千代商店からでは約150mほど上がってきており、このころになると右手の千代田湖も遙か眼下へと移っています。
分岐点から約1.3キロ地点(八千代商店からだと2.9キロ地点)まで進むと最後の分岐点(写真左)へと至ります。ガードレールに隠れているので少々分かり難いのですが、正面には「←帯那山」という案内板(写真右)が出ています。
分岐点を右折した昭和池↓
分岐点を右折すると約200mほど先で集落(写真上左)となり、その集落を2度ほど切り返した約300m地点で昭和池(写真上中央)へと行き着きます。最終的には分岐して約500m地点(写真下左と写真下中央)で道が途切れますが、その約100mほど手前(写真上右)では古湯坊と淡雪山への遊歩道が下っています。淡雪山の山頂は白砂で覆われており、まるで雪が降ったようなような景観だそうです。
必要のないことまでダラダラと書いてきましたが、昭和池との分岐点を左折すると約200m(八千代商店からだと約3.1キロ)で帯那山線の起点である脚氣石神社(写真上左)へと至ります。同地点には帯那山線の林道杭(写真上右)が立っており、道はここで二又に分かれるので帯那山線へは右の道へと進みます。ちなみに左直進側の道(写真下左と写真下右)へは入ったことがありませんが、おそらく帯那山線の約1.2キロ地点で交差する登山道ではないかと思われます(後述)。
脚氣石神社で右折すると直ぐに開設標が道の左側にあり、ここからは一時的に南へと向かいます。林道の杭から約100mほど進むと道の右手が空き地(写真上左)となっており、その先の左カーブ(写真上右)を曲がりきった約200m地点では右手一帯が分譲地(写真下)になっています。この分譲地はヴィラ千代田湖といい現在は十数戸の家屋が建ち並びます。
林道で家屋というのは少々興醒めですが、ここを最後に人家はなくなります。ヴィラ千代田湖からは約200mほどは東へと進み、林道の杭から約400m地点(写真上)で鋭角的に左へ折れると今度は約100mほど西へと向かいます。
林道の杭から約400m地点で鋭角的に折れると右手が開けます。山の狭間なので特になにかを見通せるような景色ではありませんが、右手には1175m峰から855m峰への稜線(写真上)が長く続いており、太良峠の東側に建つNTTのアンテナや県道31号沿いに建つアンテナ(写真下右)、更には上積翠寺町の馬込(まごめ)地区の家屋(写真下中央)を望みます。ちなみにこの馬込地区には車でも県道31号から入っていけますが、約1車線強の細い道で最後は2軒の家屋(どちらも長田さん)で行き止まります。なおこの馬込地区の下側が古湯坊温泉となっていますが、残念ながら同地点からは見えません。
林道の杭から約500m地点(写真左)まで進むと1175m峰から855m峰にかけての稜線を越えて山の裏側へと廻っていきます。約700m地点(写真中央)まで進むと完全に山の裏側へと廻り込み、ここから暫くは前方に続く道(写真右)を見ながら895m峰の東側を北へと進みます。
林道の杭から約1.2キロ地点(写真左)まで進むと左下から上ってきた登山道(写真右)が右上へと横切っています。入ったことがないのでハッキリとしたことは分かりませんが、恐らくこの道が脚氣石神社を真っ直ぐ進んできた道と思われます。なお右手へと上っていった登山道は帯那山線の約3.3キロ地点で再び合流しています(後述)。
林道の杭から約1.3キロ地点(写真上左)まで進むと上道が見え始め、ここから暫くは右へ左へと切り返しながら進みます。この上道へは約1.6キロ地点(写真上右)の右カーブを鋭角的に切り返していくと一番上の道へと至りますが、このとき左下の谷側に視線を送ると北へ延びていく未舗装路(写真下右)が僅かに顔を覗かせています。この道は先ほどの帯那山へ続く登山道から分岐して塔岩町へ続く道かと思われますが、自身は通ったことがないので詳しくは知りません。ちなみに塔岩町は無人の町ですが、平瀬町の県道7号から塔岩線が上っています。塔岩線自体がピストンなのでこの道がそのまま塔岩町側へ車輌で抜けて行けるとは思えませんが、1車線強の道には轍もあるようなので或る程度の場所までは行けるのかもしれません。この辺りの探索は他の方にお任せしたいと思います。
さて林道の杭から約1.6キロ地点で帯那山線の最も西側へと達した道は北東方向へと向かいます。そして約1.8キロ地点まで進むと谷側が開けて南東方向に富士山やここまでの道(写真左)を見通します。それほど大きく開けているわけではありませんが、正面には岩堂峠の西側に位置する885m峰を望み、その右側には八代町や御坂町方向の町並みが広がります。
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