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442 京戸山林道(一宮町側) 笛吹市の京戸岩崎山線から分岐しているピストン林道
評価や閉塞感は季節によって異なります(A=良い/E=悪い/平均はC)。閉塞感は0から10で数字が大きいほど閉塞的。経緯度は大体の目安です。
延長:1.5km 未舗装区間:1.5km 舗装路面:− 眺望:C+ 爽快感:C+ E 138.44.50 N 35.37.23
幅員:4.0m 冬季閉鎖:通年通行止め/ゲートなし 未舗装面:C 雄大:C 閉塞感:0 2007年11月23日 晴

大和町側から延びてきている京戸山林道(仮称)についてはこちらのページでどうぞ。

京戸山線は笛吹市一宮町側の京戸岩崎山線から分岐している林道です。京戸岩崎山線を約5.1キロ地点(写真左)まで進むと道が二又に分かれます。分岐点の正面側壁に「京戸山林道入口→」と書かれた案内板が出ており、同地点から右へと分岐していく道が京戸山線です。※1)京戸山線へ至るまでの詳細は林道京戸岩崎山線を参照してください。 ※2)京戸岩崎山線は勝沼町側からも開設しています。※3)固定ゲート類はありませんが、現在の京戸山線は一般車両通行禁止の看板(写真右)が出ています。


京戸山線は入り口から未舗装路となっており、分岐したあとの道は南東方向(写真左)へと進みます。右手は僅かに開けていますがナットウ箱山や二本木山の尾根に遮られるため景色的には余り良くありません。林道の起点から約200m地点(写真右)まで進むと右へと大きく折り返し、ここからはやや勾配を増しながら進みます。
林道の起点から約300m地点へ至るころには完全に山の狭間(写真上)へと移り景色的なものはなくなります。約400m地点(写真下左)まで進むと左へと折り返していくような形で分岐道が現れます。分岐道の道幅は1.5車線弱から1車線強。当日は時間がなかったので入りませんでしたが、約100mほど先には治山用の看板が立っていたのでなんらかの作業道かと思われます。ちなみに地図上では同地点の北東に位置する1213.7m峰を東側へと廻り込んでいく道が描かれており、延長的には約1.5キロほどの道が続くようです。またその約400mほど東側には笹子峠側からの古部土地線が延びてきているのですが、古部土地線そのものがピストンで終わっているので抜けられる可能性は少ないと思われます。  現在地と周辺マップ     元の画像に戻す  
林道の起点から約600m地点(写真上)まで進むと鋭角的に右へと上り返します。割と広めの道が続く京戸山線ですが、同地点付近の道が最も狭くなっており道幅としては約1.5車線弱。勾配が大きく、路面にやや段差も目立つので2駆車だとタイヤを空転させながら上っていくことになるかもしれません。
林道の起点から約800m地点(写真左)まで進むと「←ナットウ箱山、達沢山」と書かれた案内板(写真右)があり、道の左側から両山への登山道が上っています。ただ当日は直ぐ先で崩れた形跡があり渡って行くには少々危険な状態になっていました。ナットウ箱山や達沢山へはこの先に立派な登山口があるのでそちらからの方がいいかもしれません。  登山道の拡大  
林道の起点から約900m地点(写真上)まで進むと工事用の資材置き場、或いは土捨て場と思われる広い空き地へと至ります。道はその直ぐ左側を抜けていき、空き地の終端まで行くと鋭角的に左へと切り返して上部の道へと進みます。なおここまで殆ど開けることのなかった景色ですが、空き地を通した西側には甲府盆地(写真下)が広がります。距離が遠いので迫力はさほどありませんが、手前に春日居町方向や甲府市中心部、その遙か遠くに甲斐駒ヶ岳や南アルプスといった峰々が連なります。
林道の起点から約1.0キロ地点で鋭角的に左へ上り返すと約1.1キロ地点(写真上左)で空き地の上部へと至ります。眼下には先ほどの空き地(写真下)を見おろし、その先には一宮町方向から南アルプス市方向にかけての盆地(写真上右)が顔を覗かせています。
林道の起点から約1.2キロ地点(写真上)まで進むと京戸山線のピークへと至ります。同地点は右への切り返し道となっており、その途中には「ナットウ箱山、達沢山→」という案内板つきの階段道(写真下左)が上ります。ちなみに林道名の京戸山はこのナットウ箱山のことを指すらしく、国土地理院の地図には出ていませんが達沢山1358mの直ぐ東側に位置する1412.5mのようです。なお同地点からは北東側に大月市方向と思われる山々を望みますが、場所的にどの辺りになるのかはよく分かりません。  登山道と案内板の拡大  
開設してからまだそれほど時間が経っていないのでしょうか。ピークからの道(写真上左)は道幅が1.5車線強と広めで、段差の全くない平坦な路面や法面のコンクリートウォールには新しさが見受けられます。さてここまで来ると終点も間近です。左手に何度か現れる大和村、或いは大月市(写真上右と写真下左)方向と思われる集落や一般道(国道20号か?)を見ながら進みます。  集落等の拡大(4枚)  
林道の起点から約1.5キロ地点(写真上左)まで進むと右カーブとなり、終点(写真上右と写真下)はその右カーブを曲がり切った途端に道が途切れて終わります。終点にはなにもなく、終点の先にもなにもありません。ただ単に道が途切れているだけで、ピストン林道にありがちな空き地にもなっていません。ただ空き地的な感じにはなっていませんが、4輪が転回できるように広く造られているので一般的な4輪セダン型であれば充分に転回可能です。
さて終点の先に見える山々はどのあたりになるのでしょうか。それほど素晴らしいといったような景色ではありませんが、終点の左手前方には大和村、その先に大月市方向と思われる山々を望み、その山腹には一般道も見られます。大雑把な推測では正面の山腹に見られるのが県道212号で、右へたどった先が笹子峠。大月市方向と思われる最奥部の山々が大蔵高丸や黒岳方向にも見えますが、残念ながらハッキリとしたことは不明です。

総評
若干狭くなる場所もありますが、概ねで1.5車線以上の道が続きます。ガレた場所や大きな段差等も殆どないので、一般車両進入禁止になっているのが残念なところです。

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