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447 林道小字沢線 (ページ1) 県道613号終点の甘利山登山口と小武川林道の鳥井峠を結ぶ林道。
評価や閉塞感は季節によって異なります(A=良い/E=悪い/
平均はC)。閉塞感は0から10で数字が大きいほど閉塞的。経緯度は大体の目安です。
延長:7121m(県営3912m市営3209m) 未舗装区間:約700m 舗装路面:C+ 眺望:C 爽快感:C E 138.22.54 N 35.41.03
幅員:3.6m−4.0m 冬季閉鎖:12/10-4/25 未舗装面:C 雄大:C+ 閉塞感:0 2007年07月24日 晴

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林道小字沢(こあざさわ)線は県道613号が終点となる甘利山1731m登山口小武川線の鳥居峠を結ぶ林道です。国道20号から小字沢線へ行くには、韮崎市本町の船山橋北詰交差点(写真上と写真下左)を左折するのが分かりやすいと思います。船山橋北詰交差点を左折すると国道52号となり船山橋を渡ります。船山橋を渡り切ると直ぐに道が二又に分かれ、右へ曲がると県道613号となって終点で甘利山の登山口へと至ります。県道613号へ入ると各所で方面案内板(写真下中央)が出てきますが、冬季は冬季閉鎖で入り口のゲート(写真下右)が閉まっている場合があるので注意して下さい。  周辺マップ     元の写真に戻す  
ゲートを過ぎた道は山岳道路となって暫くは甘利沢に沿って進みます。甘利沢を離れると一気に標高を上げていき、標高が1000m前後になると各所で素晴らしい景色が広がります。ただ県道613号は標高差が大きく、船山橋付近で340m前後だった標高は甘利山登山口では1640m前後までに至ります。走行時の2輪では夏期でも肌寒さを感じることがあるので、行く際には少し厚着で行った方がいいかもしれません。  写真上のパノラマ拡大     写真下のパノラマ拡大  
県道613号を上り詰めると緑色のゲート(写真上左と写真上中央)が現れます。同地点が県道613号の終点で、小字沢線はその終点と対面するような形(写真下)で西へと続きます。ゲートからそのまま約20mも進んでいくと「市営林道小字沢線3327m」と表記された林道の杭が立っているので直ぐに分かります。  林道の杭を表示  
一帯は広く台地状に切り開かれており、右手側には県営の無料駐車場(写真上)が広がります。100台くらいは停められるのではないかという広大な駐車場ですが、つつじのシーズン(6月中旬から下旬)には満杯になることもあるそうなので注意した方がいいかもしれません。なお甘利山へは県営駐車場の反対側に建つ「つつじ苑」の横から登ります。つつじ苑を中心に右と左に遊歩道が上っていますが、どちらも同じ場所に出られるので右でも左でも構いません。ただ左側から登ると約5分で四阿の建つ展望台へと至り、ここからは甲府盆地や富士山を一望する素晴らしい景色(写真下)が広がります。当然のことながら歩くことになりますが、僅か5分という時間なので小字沢線へ行った際には登ってみるのもいいかもしれません。  写真下の拡大  
甘利山↓
駐車場から甘利山の山頂までは約800mほどの距離でしかありません。全行程の半分は階段道ですが、緩い上り坂なのでゆっくり歩けば息が切れることはないと思います。約7、8分ほどでしょうか。最初の階段道を登り終えるとなだらかな草原地帯となり、ここから暫くは高低差の殆どない遊歩道を歩きます。最後は再び階段道となりますが、登り詰めると広く開けた山頂へと至ります。山頂には山梨百名山の標柱が建ち、標柱を中心に甲府盆地、富士山、八ヶ岳、千頭星山2138.6mなど360度の景色が広がります。
さてここからは小字沢線へと進みます。ちなみに同地点が県道613号と小字沢線の最高所。ここからは下り坂となって小武川線へと続きます。入り口(写真上)付近での道幅は約1.5車線弱といったところでしょうか。綺麗なアスファルト路ですが、4輪では少々狭さを感じるかもしれません。林道の杭から約100mも進むと右手に甘利山グリーンロッジへの分岐道が現れます。甘利山グリーンロッジは韮崎市営の宿泊施設で、キャンプでの自炊やロッジ内での宿泊ができるそうです。
グリーンロッジ住所:〒407-0044 山梨県韮崎市旭町上条北割1-甲 甘利山ー9
問い合わせ先:韮崎市商工観光課 TEL 0551-22-1111 URL:http://www.city.nirasaki.lg.jp/manabu/kankou/greenloge.htm
営業日:5月1日〜10月31日(期間中無休) 一般620円 高校生520円 小中学生410円 収容人員103人
グリーンロッジへの分岐点を過ぎ、林道の杭から約200m地点まで進むと左手にはササ原が広がります。森林地帯なのでなにかを見通すような景色はありませんが、適度に開けた緩斜面には色鮮やかな緑が輝きます。この高原的な道はそれほど長くは続きませんが、小字沢線の中では最も爽快な場所かもしれません。
林道の杭から約400m地点(写真上左)まで進むと甘利山グリーンロッジを西側から巻くようにして北へと進みます。約500m地点まで進むと左手前方に八ヶ岳(写真上右)を遠望し、その下部には大泉村や高根町といった景色が僅かに顔を覗かせます。同地点からは軽い上り坂(写真下左)となりますが、約600m地点(写真下右)からは再び緩い下り坂へと変わります。
林道の杭から約900m地点(写真上左)まで進むと前方に巨大なアンテナ塔が見え始めます。このアンテナ塔はNTTドコモの甘利無線中継所(写真下左)で、約1.1キロ地点(写真上右)まで進むと施設の入り口へと至ります。こういった巨大施設はあちこちの林道で見かけますが、廻りの景色からは完全に浮いており少々残念なところです。さてここまで緩い下り勾配が続いてきた道ですが、無線中継所を過ぎると明確的な下り坂へと変わります。  現在地マップ     元の写真に戻す  
林道の杭から約1.7キロ地点(写真上左)まで進むと右へと鋭角的に切り返し、ここからは1580m峰の西側を廻って北西方向へと進みます。ここから暫くは樹林帯の道となり景色的なものはなくなりますか、約2.1キロ地点(写真上右)まで進むと前方が開け始め、約2.3キロ地点(写真下)では左手に御所山1892.4m方向の稜線を長く望みます。
林道の杭から約2.6キロ地点(写真上)まで進むと鋭角的に左へと切り返し南へと進みます。ここから暫くはゴア沢(写真下左)に沿って下っていくため景色的なものはなくなりますが、約3.1キロ地点(写真下右)で再び御所山方向の景色が広がります。短い区間です同地点付近はコンクリート路となっており、北へ、そして西へと進んでこの先で渡っていくことになるゴア沢へと一気に下ります。
林道の杭から約3.3キロ地点(写真上左)まで進むと二重のゲート(写真上右)が現れます。同じ形状のゲートが隣り合わせに並んでいるので少々無意味にも思えてしまいますが、同地点は市営と県営の境界になっており、ゲートが二つあるのもそのためかもしれません。ちなみにそれぞれのゲートの横には市営と県営の林道杭が仲良く並び、約10mほど先には林道の看板も出ています。さてここまで続いてきた舗装路ですがゲートを境に未舗装路へと変わります。未舗装路となった道は林道の看板で右へと折れ曲がり、ここからは約100mという短い区間ですが北西方向へと進みます。  二重に並んだゲート     現在地マップ     元の写真に戻す  
林道の杭から約3.4キロ地点(写真上左)まで進むとゴア沢へと至ります。同地点には昭和46年12月に竣工した小字橋(こあざはし)が架かっており、同橋を渡り切ると直ぐに道が二又(写真上右)に分かれます。左直進的に進んだ道は約1車線強から1.5車線弱という狭い道で、約1.4キロほど続きますが最終的には谷止めダムの並ぶ沢で行き止まります。特に案内板等は出ていませんが、本線は右折してゴア沢を流れ下る小字沢川に沿って北へと進みます。なお当日(2007年7月24日)の同一帯は舗装化工事(写真下右)の真っ最中でした。未舗装区間も僅か700mという長さなので、或いは2008年には既に舗装化されてしまっているかもしれません。
小字橋の分岐点を左直進した道↓
入り口の道幅は1.5車線弱から1車線強。狭い道には枝葉が張り出しており、場所によっては垂直落下の道が続きます。山あいのため景色的なものはなく、ラスト約100mで韮崎市や茅ヶ岳1704m方向の山々を望む程度です。最終的には約1.4キロ地点で道が途切れますが、終わり方としてはまるで大規模な崩落で道そのものが流されてしまったような終わり方です。一見するとまだその先にも道が続いているようにも思えてしまいますが、その先にあるのは幾重にも連なる谷止めダムの山腹だけで、見える限りにおいて道はありません。或いはこの谷止めダムのために造られた作業道なのかもしれません。  終点の先に重なる谷止めダム  
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