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466市営林道木賊線(ページ1) 甲府市黒平町の寒沢に沿って北へと延びるピストン林道。
評価や閉塞感は季節によって異なります(A=良い/E=悪い/
平均はC)。閉塞感は0から10で数字が大きいほど閉塞的。経緯度は大体の目安です。
延長:1901m(実走2.8km) 未舗装区間:約2.6km 舗装路面:D+ 眺望:D+ 爽快感:C E 138.34.26 N 35.47.57
幅員:3.0-4.0m 冬季閉鎖:不明/ゲート無し 未舗装面:C 雄大:C 閉塞感:1 2009年10月28日 晴/雲

  2002年度版はこちらでどうぞ    木賊線と似た名前で木賊平線という林道がありますが別林道なのでご注意下さい。 ページ1へ移動 ページ2へ移動
市営林道木賊線は甲府市黒平町の寒沢に沿って延びるピストン林道です。木賊線へ行くには、まずは県道7号を北進して甲府市御岳町(みたけちょう)まで進みます。御岳町まで行くと金桜神社があり、その約200mほど手前に右へと分岐している林道御岳線があるので右折して御岳線へと進みます。同地点にはやや小さいながらも林道の杭が建っており 逆側には「夫婦木神社入口」バス停が立っているのでこれらを指標にすると分かりやすいかもしれません。  現在地マップ     金桜神社の山門と本殿(2枚)     元の写真に戻す  
林道御岳線は甲府市御岳町を起点に高町を経て黒平町へと続く林道です。長さは26764mで全線が舗装されており、野猿谷林道が出来るまでは甲府市側から黒平町へと続く唯一の道として生活道路にもなっていました。途中では黒富士1633m、茅ヶ岳1704m、太刀岡山1322mといった山々を望みながら進み、起点から約7.0キロ地点では燕岩(つばくろいわ)岩脈の横を抜けていきます。ちなみにこの燕岩岩脈は幅35m、長さ1キロ以上に渡る露出した岩脈で、学術的にも貴重なことから県の天然記念物に指定されているそうです。
御岳線の起点から約8.1キロ地点まで進むと甲府市営のマウントピア黒平へと至り、更に約8.3キロ地点では野猿谷線が右へと分岐しています。前記したように野猿谷線が出きるまでは御岳線が黒平町への唯一の道でしたが、現在は野猿谷線を進むと約3.6キロで野猿谷線の起点へと至り、約4.6キロ地点で荒川ダムの荒川大橋へと抜けていきます。野猿谷の底を縫っていくため眺望的なものはありませんが、昇仙峡方面へ抜けるのであれば御岳線を使うより遙かに短時間で抜けられます。
そして御岳線の起点から約8.8キロ地点(写真上と写真下左)まで進むと鋭角的な右カーブとなり、木賊線がその先端から左へと分岐しています。同地点には市営林道木賊線と書かれた林道杭(写真下右)が立っており、その横には寒沢川の渓流を示す案内板も出ているので直ぐに分かると思います。  周辺マップ     元の写真に戻す  
木賊線の入り口(写真上左)はちょっとした空き地になっており、入ると直ぐに寒沢川に沿って北北西の方向へと進みます。入り口付近は割と開けていますが、約100mも進むと樹林帯に囲まれた道(写真上右)へと変わります。林道の杭から約300m地点(写真下左)では左への180度ターンとなり、このとき寒沢川を渡って対岸へと進みます。といっても地中に埋設された土管(写真下右)の上を通るだけなので普通に走っていると川を渡ったことにも気がつかないかもしれません。ちなみに自身が木賊線へ入ったのは7年振り2回目でしたが、7年前は雨後ということもあり同地点の道は完全に流されてい.る状態でした。当日はチョロチョロとしか流れていない川でしたが、雨の後などではそれなりの水量となるようです。  流されていた時の道  
川を渡ると南へと進みますが、林道の杭から約400m地点(写真上)で鋭角的に右へ曲がって再び北へと向かいます。約600m地点(写真下左)まで進むと道の右側に水道橋(写真下右)が架かっており、これは東京電力の発電用水路だそうです。
林道の起点から約700m地点(写真左)まで進むと右へと延びる分岐道が現れます。入り口からの道幅は約1.5車線弱といったところでしょうか。何処かへ続くのか?と期待してしまいますが、残念ながら約50mで行き止まります。終点は5m四方ほどの空き地になっており、その先端には御岳発電所の取水ゲートが設置されています。御岳発電所というのは初耳でしたが、荒川ダムの直ぐ下流にある発電施設のようですのようです。
林道の起点から約800m地点(写真上左と写真下右)まで進むと再び寒沢川(写真上右)を渡って対岸へと進みます。前述の300m地点と同じく同地点も土管(写真下左)が埋められているだけの簡易的な道路で、7年前は道が完全に流失しており同地点で引き返さざるを得ませんでした。  流されていた時の道  
林道の杭から約1.0キロ地点(写真上)まで進むと、左へと折り返すようにして上っていく分岐路が現れます。当日は時間がなかったので約900m地点までしか入りませんでしたが、途中からの勾配は非常に急登(写真下左と写真下右)で、何カ所かでは更に枝道となっている場所もありました。道幅は1.5車線から1.5車線弱で木材伐採用の道と思われます。黒平町の集落方向へ抜けられれば面白そうなのですがどうなのでしょうか。  周辺マップ     元の写真に戻す  
分岐点を過ぎた道は徐々に勾配を増していき、それとともに左手の寒沢川(写真上)との高低差は5mから6mほどに開きます。林道の杭から約1.2キロ地点(写真下左)では再び寒沢川を渡っていき、その約50mほど先では谷止めダム(写真下右)の横を通って進みます。
ここまでは山の狭間なので景色的なものは殆どありませんでしたが、林道の杭から約1.3キロ地点(写真上と写真下左)まで進むと一気に周囲が開けます。開けているといっても山が囲んでいるので見通すような景色はありませんが、ここまでが渓谷道だっただけにそれなりの開放感を得られます。そしてその約50mほど先では左へと延びる分岐道(写真下右)が現れます。
分岐道を入っていった空き地↓
この分岐道へ入っていくと約100mほど先で広い空き地へと行き着きます。空き地の広さは50mx100mくらいで、一見すると北側の先端で行き止まりのように見えますが、更にそのまま突っ切っていくと再び木賊線へと戻れます。一帯は植樹地帯になっているので、この空き地もやがては植樹林に変わっていくのかもしれません。
END
林道の杭から約1.5キロ地点(写真上左と写真上右)まで進むと谷止ダムへと行き着き、その谷止ダムの横を過ぎていくと直ぐに次の谷止ダム(写真下左と写真下右)が現れます。実は木賊線沿いには非常に多くの谷止めダムが築かれており、この先も50mから100m間隔で次から次へと現れます。
林道の杭から約1.6キロ地点(写真上と写真下)まで進むと谷止ダムの真横へと至ります。同地点は開けている場所の最上部に位置しており、ここで振り向くと後方の南側正面に中津森1475m、その向こうに帯那山1422.3mが山頂だけ覗かせています。ちなみに中津森は荒川ダムの荒川大橋から北側正面に望むポッコリとした山で、帯那山は水ヶ森線から約5分で登れる非常に景色の良い山梨百名山です。  帯那山からの眺望     荒川大橋から望む中津森  
ダム横を過ぎた道は樹林帯の道へと変わり、ここから先は両側の山が急激に迫ってくるので景色的なものは殆どなくなります。林道の杭から約1.7キロ地点(写真上)まで進むと谷止ダム下部を左へと回り込みダム上部へと進みます。更にダム上部へと至った道は約1.8キロ地点(写真下)で今度はダム右側を抜けて進みます。
林道の杭から約1.9キロ地点(写真上)まで進むと道の左側に原っぱ(写真下左)が現れます。広さは10mx20mくらいでしょうか。原っぱの奥には幅3mほどの寒沢川が流れ下っており、その先はいま通ってきたばかりの谷止ダム(写真下右)へと続きます。傾斜のない平坦な土地なのでテント張りには良いかもしれませんが、景色的なものがないのでやや殺風景かもしれません。なお林道の杭に書かれている延長表記は1901mなので、本来の木賊線はこの辺りで終点となるのかもしれません。  現在地まっぷ  
林道の杭から約2.1キロ地点(写真上)まで進むと一時的な短い下りとなり、その最下部で丸太橋を渡ります。丸太橋の下には寒沢川が流れており、その下流は約2.0キロ地点で過ぎてきた谷止ダム(写真下左)へと続きます。丸太橋を渡ると右へと曲がっていき、カーブを曲がりきると直ぐに次の谷止ダム(写真下右)が見えてきます。
林道の杭から約2.2キロ地点(写真上)まで進むと分岐路が右へと延びており、更に約100mほど進んだ約2.3キロ地点(写真下左)でも右へと延びる分岐路(写真下右)が現れます。どちらも入っていないので詳しくは分かりませんが、右の谷には寒沢川が流れているので直ぐに行き止まるのでは?という気がします。
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