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330 林道井川雨畑線_2003年度版 Page2 南巨摩郡早川町から山伏峠を越え静岡県へと至る林道。
評価や閉塞感は季節によって異なってきます(A=良い/E=悪い)。閉塞感は0から10で数字が大きいほど閉塞的。経緯度は大体の目安です。 |
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ここからはページ1の続きです。2002年度版はこちらから | ページ1へ ページ3へ ページ4へ | |||||||||||||||||||
さて、国道52号の上沢交差点から約18.4キロで林道の杭へと至り、ここからは約28キロ先にある山伏峠へと一気に上っていく。林道の杭を約300mほど進むと林道の看板が2枚立っている。1枚は従来からあったオレンジ色の看板で、もう1枚は2003年からニューアルされたクリーム色の看板だ。新しい看板には地図も付載されているが、林道井川雨畑線は殆ど1本道なので確認する必要もないだろう。 | ||||||||||||||||||||
道はこの先も長く雨畑川(写真左)に沿って続いており、暫くは砂で埋め尽くされた河原を見ながら上っていく。林道の杭から約800mほど進むと八林トンネル(写真中央)となり、その先には細野地区への入り口が下っている。周囲は峻険な山々に囲まれているが、約700mほど進むと細野地区の民家(写真右)が建っている。 | ||||||||||||||||||||
林道の道幅は約1.5車線ほどあるだろう。広いとはいえないが、4輪同士でもスピードを落とせば擦れ違えるだけの広さは持っている。細野地区を過ぎるころには雨畑川も遙か眼下を流れ下っており、標高が上がるにつれてその高低差は開いていく。 | ||||||||||||||||||||
林道の杭から約3.1キロほど進むと林正橋(写真左)となり、その約100mほど先で千鳥トンネルが現れる。千鳥トンネルを抜けると樹林帯の道となり直ぐに西へと向きを変えていく。ここから暫くは雨畑川から離れ、その支流である猪又川に沿った道となる。千鳥トンネルから約400m、林道の杭からだと約4.0キロほど進むと猪又川橋(写真右)が見えてくる。 | ||||||||||||||||||||
猪又川橋は林道の杭から約4.3キロ地点で通過する。同地点は猪又という地区になっており、橋の下には猪又川の流れが下っている。なお同橋の手前は三叉路になっており、井川雨畑林道では道を間違えやすい場所にもなっている。橋を渡らず真っ直ぐ行くと砂防管理用道路となりやがて行き止まる。入り口には看板が出ているがうっかりすると見落とすような小さな看板だ。ここは左へと折れて橋へと進んでいく。 | ||||||||||||||||||||
猪又川橋を渡りきると直ぐに折り返すような道となり左へと折れていく。やや勾配の大きな坂を約500mほど上っていくと、右手に猪又地区の民家(写真左と中央)が現れる。道はその横で折り返すようにして東へと向きを変えていく。林道の杭から約5.4キロ地点まで進むと猪又トンネルとなるが、その手前でちょっと振り向いてみよう。ここまでの道筋や渡ってきた猪又川橋、更には猪又地区の民家が見えるはずだ。 | ||||||||||||||||||||
猪又トンネル(写真左)を潜っていくと再び雨畑川沿いの道となり、暫く進むと対面の山には御馬谷という深い渓谷が落ち込んでいる。その後、約5.8キロ地点の秋栄橋、約7.1キロ地点の鈴の木桟道(写真中央)と沢づたいの橋を渡っていくと、やがて林道の杭から約7.8キロ地点で室草里地区へと達する。室草里地区の周辺はおよそ700mから800mの標高で、雨畑川に沿った山肌には十数件の民家が並んでいる。 | ||||||||||||||||||||
室草里地区から先の道は約1.5車線弱とやや狭くなり、場所によってはアスファルトの路面も荒れてくる。林道の杭から約9.4キロ地点まで進むと地蔵橋(写真右)が架かっている。橋の下には名称不明の川が流れ下っており、数十m下の眼下には小さな渓谷美を作っている。また同地点で振り向くと赤い前垂れをかけられたお地蔵さんが小さな祠の中に祀られており、或いはこれが橋の名前のゆえんになっているのかもしれない。 | ||||||||||||||||||||
林道の杭から約10.7キロ地点まで進むと数件の家屋(写真左)が建っている。同地点の集落は長畑地区といい、井川雨畑林道に於いて最も奥深い場所にある集落だ。これ以後に集落はなく、民家も現れることはない。長畑地区を過ぎるとやや勾配の大きな坂となり、林道の杭から約10.9キロ地点まで進むと井戸の沢橋を渡っていく。が、なぜかその手前には林道の看板(写真右)が立っている。 | ||||||||||||||||||||
林道の杭から約11.5キロ地点には長畑ゲート(写真左)が設置されている。長畑地区まで民家があるため工事や土砂災害などのときにはこのゲートが閉まることが多いようだ。ゲートから先は沢づたいに大きく弧を描くように左へと廻っていく(写真右)。写真で見ると曇っているかのように見えるが当日は快晴。同地点は青笹山(2208.9m)のほぼ真西にあたり、東斜面を抜ける道は晩秋の午後ともなると直ぐに陽が陰る。辺りは紅葉が素晴らしかっただけに残念だ。 | ||||||||||||||||||||
ということで、少しだけ日向道で撮影した井川雨畑林道の紅葉を。さて、ここからはいよいよ後半へと移り井川雨畑林道のピークである山伏峠へと進みますが、容量が大きくなるのでページ3へと移ります(林道も長いがページも長い〜!)。 | ||||||||||||||||||||
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