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392 林道北山線(ページ2) 増穂町春米地区を東西に延びる景色の良い林道。
評価や閉塞感は季節によって異なります(A=良い/E=悪い/平均はC)。閉塞感は0から10で数字が大きいほど閉塞的。経緯度は大体の目安です。
延長:約5.3km 未舗装区間:約4.7km 舗装路面:C 眺望:B+ 爽快感:B+ E 138.264 N 35.343
幅員:約4.0m 通行可能期間不明/ゲートなし 未舗装面:C+ 雄大:B+ 閉塞感:0 2005年11月18日 晴

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一時的に景色のなくなった道ですが、甲州増穂美術庵から約3.6キロ地点(写真左)まで進むと正面に上道が見え始め、この上道を上り切った約3.8キロ地点(写真右)からは再び後方に市川大門町や六郷町といった景色が広がります。
甲州増穂美術庵から約4.2キロ地点(写真左)まで進むと、約2.0キロ地点の空き地で望見した作業道が右手へ折り返すようにして分岐しています。この作業道は稜線上を縫っていく素晴らしい道なのですが、残念ながら入り口には鍵付きのチェーンがかかっており「一般車通行禁止」の看板(写真右)が立っているため車輌で入ることはできません。
ちなみにこの作業道は約30mほど上ると山頂を越えて山の裏側へと抜けていきます(写真上左)。また、この裏側には林道甲西線が延びており、甲西線から見ると山頂を越えて急角度で下っていく道筋(写真上右)が見られます。※写真下は北山線の2.0キロ地点の空き地から。
甲州増穂美術庵から約4.4キロ地点(写真左)まで進むと勾配も緩くなりほぼ平坦な道となっていきます。後方にはここまでの道筋や富士山、その下には利根川に沿って建つ増穂商業高校や殿原カントリークラブ、増穂警察署や国道52号といった最勝寺地区(写真右)の町並みが広がっています。
甲州増穂美術庵から約4.7キロ地点まで進むと道の左側に小さな空き地があり、ここからは平林地区から小室地区へと抜けていく赤石高下線や、その途中から分岐していく平清水線(写真上左)を正面に見据えます。また左手(写真上右)には増穂町や市川大門町の景色が広がっており、逆の右手(写真下)にはこれから進んでいく平林地区の家並みを見通します。
約4.7キロ地点の眺望ポイントがほぼピークとなっており、そこから先は右へと大きく曲がって稜線直下の道を下っていきます。一時的に景色がなくなったりしますが、下るに従い平林地区の家並みが大きくなっていきます。
約5.2キロ地点(写真左と写真右)まで進むと空き地、或いは土捨て場か貯木上へと続く分岐路が左手に現れます。分岐道を30mも下ると広い空き地となっており、その先端からは木材搬出用のロープウェイが下方へと延びています。ここまで来ると北山線も残り僅かです。
最後は約5.3キロ地点で逆Y字路(写真左)へと出て終わります。ここには林道の杭(写真右)が立っており、右へ曲がっていくと約200mで林道甲西線(全線舗装2430m)へと続き、左に進むと約900mで新梨地区の県道413号へと抜けていきます。
なお、この林道北山線は県営の林道赤石高下線からも見ることができ、林道平清水線の分岐地点(写真上)から正面やや左手の山に視線を向けると、その稜線上に約4.7キロ地点の空き地から最終地点までの道筋を長く見通します。

総評
標高的には最初の甲州増穂美術庵付近が310m前後で終点となる起点杭の立つ場所が680m前後。標高としてはさして高くはありませんが稜線上の道は非常に爽快で道筋のあちこちから気持ちの良い景色を見渡します。道幅は概ね1.5車線。未舗装路に大きな段差等はないので一般的な4輪セダン型でも走行可能です。山梨では珍しいほど見通しの利く林道なので近くに行ったら寄ってみるのも面白いかもしれません。
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