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012 杣口林道 牧丘町杣口と牧丘町柳平を結び川上牧丘林道と接続する林道
評価や閉塞感は季節によって異なってきます(A=良い/E=悪い)。経緯度は大体の目安です。
延長:9289m ダート:0m 舗装路面:B+ 眺望:B− 爽快感:B+ E_138.414 N_35.465
幅員:4.0m 通年走行可能 未舗装面:A+ 雄大:B− 閉塞感:なし 2002年08月06日 晴

甲府側から杣口林道へ行くには国道140号を北進して牧丘町まで行こう。牧丘町まで行くと国道140号に牧丘トンネルがあるので潜っていく。牧丘トンネルを出て約100mくらい走ると写真左の場所となり、少し小さいがクリスタルライン入り口という看板(写真左の丸印)が立っているので左折する。100mくらい走るとT字路になるので右折する。右折して振り返ると「塩ノ山」が真後ろに見える県道210号(写真中央)となり、あとはひたすら道なりに走っていくと、約5キロで林道の看板と杭が道の左側に立っている(写真右)。同地点は三叉路になっているが、左側は狭い道の作業路で一般車は立入禁止(塩平徳和線へ抜けられるが)になっているので道なりに右へと曲がっていこう。
ここまでの道は中央分離帯付きの2車線路だが、林道の杭を過ぎると直ぐに1.5車線の道となる。周囲の稜線が低いので開放感はあるが眺望はあまりない。柳平の生活道路となっているので交通量は多い。
林道の杭から約700mほど走ると「栃な代林道」の細い道が右に延びている。入り口には「柳平・塩山」「大弛峠・夢の庭園」「金峰山荘」などと書かれた道標があるが、これは栃な代林道のものではなく杣口林道の標識。なお栃な代林道は約1.1キロ先で個人所有の山有林となり、それ以降の道は作業道で進入禁止の杭が立っている(写真右)。
栃な代林道を約600mほど上っていくと変形の十字路があり「林道塩平徳和線」と交差する(写真左)。塩平徳和線はまだ未完成で、右へ行くと約1.5キロ先で行き止まりとなり、左へ行くと約1.7キロで行き止まる。将来的には川上牧丘林道の起点(塩平地区)と繋がるのではと予想されるがハッキリとは分からない。
道は急速に標高を上げていき、周囲の山々の稜線も途切れ出す。全線を通じてこの辺りの道幅が1番狭いが、それでも1.5車線弱はあり4輪同士でも擦れ違うことが可能だ。
しばらく走ると道は再び分離帯つきの完全2車線路となる。約5.3キロ地点で法面の工事をやっていたが問題なく通れた。完全2車線になった後の景色は美しく、下手な有料道路より遙かに素晴らしい道が続いている。
約8.9キロ地点で舗装が途切れて未舗装路へと変わる。ただ舗装化は間近で路面はローラーにより綺麗にならされていた。
林道の杭から約9キロで最終地点の柳平に到着。柳平には高原地帯のように開けた景色が広がっており非常に綺麗だ。この場所は三叉路になっており(写真左の中央)、真っ直ぐ行くと国師ヶ岳や金峰山に挟まれた大弛峠、左に曲がると焼山峠を経由して荒川林道川上牧丘林道の起点側へと抜けられる。なお終点では琴川ダムの建設が行われており工事車両が頻繁に通るので注意したい(琴川ダムの完成予定は平成19年度)。

総評
杣口林道は急速に舗装化が進んでいる(2002年中に全面舗装化されてしまうかもしれない)。全線に渡って広い道路と美しい景色が続いており、車でも安心して通れるのでドライブやツーリングには最適な道だろう。このあと柳平の終点を真っ直ぐ行って大弛に行くも良し、左へと曲がって焼山峠へ出るも良し。いずれにせよ爽快感のある道である。
※2002年10月末に行ったところダートは全て舗装化されていた。また焼山峠へのトンネルと道が新たに出来ており(琴川ダムの建設で川上牧丘林道が一部水没するため)、以前よりも短い時間で抜けられるようになった。
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