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078 林道真木小金沢線 ページ1
大月市大月町真木から大峠を越えて大月市七保町瀬戸へと至る(現在は真木側〜大峠までが通行可)。

評価や閉塞感は季節によって異なります(A=良い/E=悪い/平均はC)。閉塞感は0から10で数字が大きいほど閉塞的。経緯度は大体の目安です。
延長:26859m(大峠まで約11.1km) ダート:0m 舗装路面:B+ 眺望: 爽快感:B+ E 138.530 N_35.382
幅員:約3.6-4.0m (実質5.0-7.0m) 12/22-04/25不可 未舗装面:− 雄大: 閉塞感:0 2004年06月05日 晴

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林道真木小金沢線は大月市七保町瀬戸から大峠を経て大月市大月町真木へと抜ける林道です。残念ながら現在は大峠以北(大峠〜七保)は工事中のため入ることが出来ませんので、今回は終点側の真木側から大峠までを掲載していきます。甲府市側から林道真木小金沢線へ行くには国道20号で大月市大月町真木まで行き、同国道の「真木」交差点(写真左)を左折します。同交差点には信号機の横に「真木」とかかれた標識があり、その手前には「大月市真木」とかかれた歩道橋(写真中央)があるので直ぐに分かると思います。真木交差点を左折すると県道510号となりますが、約100mも進むと道の左側に県道510号と書かれた標識(写真右)もあるので確認には都合が良いでしょう。 
県道510号を北西方向へ進んで行くと、約1.7キロほどで右手に林道橋倉線へと続く道が右手に現れます(写真左)。ここを右折すると約1.6キロで橋倉鉱泉があり、同地点から林道橋倉線が西奥山地区へと続いています。周辺には遅能戸林道林道金山線、林道奥山線といった林道もあるので時間があれば行ってみても面白いかもしれません。さて話しがそれましたが橋倉線の分岐路をさらに直進していき、国道20号から約5.5キロ地点(写真右)まで進むと県道510号の終点となり林道真木小金沢線の看板が右側に立っています。
入り口にはクリーム色の新しい看板と、ブルーの1世代前の看板(写真左)が立っています。看板の先は桑西橋(くわさいはし)となり、橋を渡っていくと直ぐに富士急行の「ハマイバ前」バス停が道の左側に立っています。このハマイバとは大和村と大月市の境界にあるハマイバ丸という1752mの山の名前です。橋を渡って約30mほど進むとゲート(写真右)が設置されており、その右側には真木川が流れ下っています。
林道の看板は桑西橋を約100mほど上っていった場所(写真左)にも立っています。この辺りでの道幅は約1.5車線強から約2車線弱くらいといったところでしょうか。林道真木小金沢線は全線において道幅が非常に広く、場所によっては中央分離帯つきの2車線路となっているところもあるので4輪同士の擦れ違いでも全く問題ないでしょう。約1.1キロ地点(写真右)には「山の神」橋が架かっており、橋を渡ると真木川は右から左へと移っていきます。
「山の神」橋を渡って直ぐの左手には真木川の対岸へと渡る吊り橋(写真左)が架かっています。関係者以外立ち入り禁止となっていますが、当日は数人の釣り人が渡っていました。林道から河原へと下りていく場所も数ヶ所にあり、川ではヤマメ、イワナ、マスなどの魚が釣れるそうです。
入り口付近では狭かった川幅も約1.7キロ地点(写真左)あたりまで進むと100m以上の広い河原へと変わります。それと同時に前方の沢も開けて比較的なだらかな斜面が広がります。林道の看板から約1.9キロ地点(写真右)まで進むと背の低い小さなゲートが現れます。赤茶けた古いゲートで今でも使用しているのかどうかは分かりません。
林道の看板から約2.7キロ地点(写真左と右)まで進むと大月市営の桑西テニス場が現れます。ここには林道桑西線の看板が立っており、テニス場の一郭に沿う形で西へと下っています。林道桑西線は途中に幾つかの分岐路をもったダート林道ですが、眺望は殆どなくハマイバ丸(1752m)の南東側へと延びています。ただし現在は一般車両進入禁止の看板が入り口に立っており入ることは出来ません。林道桑西線の分岐点を過ぎていくと約20mで再びゲートが現れます。
林道の看板から約2.9キロ地点(写真左)では中央分離帯付きの2車線路となり、当日は左側の法面にヤマユリが咲き誇っていました。ヤマユリは大月市の市花で、付近一帯のヤマユリは植栽されたものだそうです。約3.2キロ地点(写真中央)では左へと下っていく道があり、約100mも進むと空き地となっています。当日も幾つかのターフ(写真右)が張られていましたが、テントなどで野宿する際の場所にはいいかもしれません。
林道の看板から約3.4キロ地点(写真左)まで進むと正面には「湯の沢」のなだらかな斜面が広がります。進行方向となる北西方向には大蔵高丸(1687m)や黒岳(1987.5m)といった高山を望み、約3.9キロ地点(写真中央)では九十九折れの道を上ってハマイバ丸(1752m)の東方へと至ります。約4.6キロ地点(写真右)まで進むと右手に分岐路が現れます。しかしこの道は深さ1m、道幅いっぱいのクレパスが続く荒れた道なので車両が入っていけるような道ではありません。
更にその分岐点から約100mほど進んだ約4.7キロ地点(写真左)にも分岐路が現れます。この分岐路は約600mほど先で細い川へと突き当たって行き止まります。この分岐路については後述しますが、道幅は約1車線から約1車線強といったところでしょうか。道幅が非常に狭いうえに途中からはガレた勾配の大きな道となっていきます。4輪では転回地点がないので入らない方が無難でしょう。約4.8キロ地点(写真中央)まで進むと「真木川橋」を渡っていきますが、ここで後方を振り向くと林道奈良子線を望めます。これ以降、林道奈良子線は各所で見ることができ、最終的には奈良子線の標高よりも高い場所を抜けていきます。「真木川橋」から先は下り坂(写真右)となりますが直ぐに上り坂へと変わります。
林道の看板から約5.8キロ地点まで進むと「湯ノ沢峠」へと続く道(写真左)が左手に分岐しており、その入り口には「←湯ノ沢峠・大蔵高丸・ハマイバ丸」という案内板(写真右)が立っています。湯ノ沢峠というのは大蔵高丸と黒岳の中間にある標高1652mの峠で、通常は林道焼山沢真木(西)線から行くのが一般的となっています(焼山沢真木(西)線の終点からだと湯ノ沢峠までは約30秒で行くことができます)。
約4.8キロ地点では遙か上方を縫っていた林道奈良子線ですが、約6.5キロ地点まで進むとほぼ目線の位置に迫ります。ここからの林道奈良子線は山腹を一直線に巻いており非常に豪快です。
林道の看板から約6.8キロ地点(写真左)まで進むと先ほどから見えていた林道奈良子線が右へと分岐しています。ここから入った林道奈良子線は姥子山の西方を経て大月市七保町の国道139号へと抜けていきます。しかし現在は路面洗堀のためゲートが閉鎖されており入ることはできません。延長22286mと山梨でも屈指の林道ですが既に閉鎖されて長い年月が経っており解除される日が待ち遠しい林道です。さてここからは真木小金沢線から奈良子線のダート路(写真右)を見ながら更に先へと進みますが、容量が大きくなったので2ページ目へと移ります。
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