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116 佐野峠林道 佐野峠と西乗林道南線繋ぐ林道。
評価や閉塞感は季節によって異なってきます(A=良い/E=悪い)。閉塞感は0から10で数字が大きいほど閉塞的。経緯度は大体の目安です。
延長:2644m/実測5.3km ダート:約2.5km 舗装路面:D 眺望:D+ 爽快感:C E 138.292 N_35.181
幅員:3.6m 12/10-04/25 不可 未舗装面:B 雄大:C− 閉塞感:2 2002年09月19日 晴

※ この辺りの林道群は載っている地図が少ないので手書きで作製してみました。必要ならクリックしてください。
1.地図1 栄中部林道、栄北部林道、上佐野線、上佐野峠林道、上佐野峠思親林道、上佐野峠樋之上線、西乗林道南線(23k)
2.地図2 佐野峠林道、佐野林道、本谷林道、本栃林道、栃広林道、三石林道(16k)
3.地図3 地図1と地図2の総括図(19k)
佐野峠林道は佐野峠(写真左)から西乗林道南線を経て上佐野地区の佐野橋(周辺に民家有り)へと下っていく。似た林道名に佐野林道というのがあり間違えやすいので注意しよう。佐野峠はちょっとした展望台となっており、ここから望む富士山(写真中央)はとても綺麗だ。また同峠からは佐野峠林道の他に上佐野線佐野峠思親林道佐野峠樋之上線といった林道が延びている。佐野峠林道へ進むには展望台の北側にある二股の道を右側へと下りていく(写真左)。※ 佐野峠までに達する道筋は栄中部林道、栄北部林道、上佐野線に書いてあるので参照して下さい。
佐野峠からの道は約1.5車線弱で、ほぼ一貫して下っていく。山間の道のため周囲は余り見渡せないが、約1.6キロほど下ると小さな空き地があり谷側が開けている。またその先100mほど行くと山と山がぶつかる地点があり、正面の景色が緑一色に染まっている。陽の光を受けて非常に綺麗だったが写真で表現しきれないのが残念だ。
ダートは約3.3キロほど下った地点から始まる。道幅は約1.5車線弱。4輪同士での擦れ違いには多少苦しいかもしれないが路面はフラットで非常に走りやすい。
樹林帯に覆われているため景色的な変化は殆どない。約3.9キロほど下っていくと眼下に舗装路を望める場所があり、ダートはそこから約300mほど進んだ約4.2キロ地点から舗装路へと変わる。道幅が約1車線強と狭くなるので4輪だと圧迫感を感じるかもしれない。
舗装路は約400mほど続いて再びダート路となる。約5.1キロ地点まで進むと前方に小屋(写真中央)が見えてくる。単なる作業小屋だが、ここまで来ると終点も近くなる。約5.3キロ地点で三叉路(写真右)となり左へ行くと西乗林道北線、道なりに右へと曲がっていくと西乗林道南線となる。西乗林道南線を行くと約3.4キロ先で民家の建つ佐野橋へと抜けられる。

総評
林務事務所の公表値では2644mの延長だがメーター実測値では約5.3キロである。起点と終点がハッキリしないのでよく分からないが、或いはダートになってからの道が佐野峠林道なのかもしれない。ダートは走りやすいが全体的に道幅が狭く眺望も余り無い林道である。
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