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386 林道五開茂倉線(2005年度版ページ4) 鰍沢町十谷地区から十谷峠を経て早川町茂倉地区へと抜けていく林道。
評価や閉塞感は季節によって異なります(A=良い/E=悪い/平均はC)。閉塞感は0から10で数字が大きいほど閉塞的。経緯度は大体の目安です。
延長:約19.3km 未舗装区間:約4.8km 舗装路面:C 眺望:A 爽快感:A E 138.235 N 35.302
幅員:約3.6-4.0m 12/10-05/20 不可 未舗装面:C 雄大:B+ 閉塞感:1 2005年09月17日 晴

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さて十谷峠から約2.3キロ(林道の杭からだと15.4キロ地点)ほど下ってきました。標高的には1250m前後といったところでしょうか。左手(南から南東方向)には御殿山から十谷峠へと延びる尾根を仰ぎ見るようになり、標高もだいぶ下がってきたことが分かります。ここからは九十九折れの坂を下って南西の茂倉地区へと進みます。
暫くは左手に御殿山方向を見ながら(写真左)下って行きますが、十谷峠から約2.6キロ(林道の杭から約15.7キロ地点)ほど下ると樹林帯(写真中央)の道となり景色的なものはなくなります。そして十谷峠から続いてきた未舗装路も、約2.9キロ(林道の杭から約16.0キロ地点)ほど下った地点で真新しい舗装路(写真右)へと変わります。2002年には十谷峠から約3.8キロほど続いていた未舗装路なので、この3年間で約900mほど短くなった計算です。
舗装路(写真左)に変わってからは南西から西側にかけての山々を見ながら下ります。林道の杭から約16.6キロ地点(写真中央)まで進むと右前方の山間部に張り付くようにして建つ集落(写真左)が見え始めます。これが終点となる茂倉地区で、同地点からは五開茂倉線が終わったあと早川町新倉(あらくら)地区へと下りていく町道茂倉線の道筋なども見られます。 
舗装路になってからは特筆するようなことはありません。林道の杭から17.6キロ地点(写真中央)で樹林帯の道を過ぎ、約17.8キロ地点(写真右)で舗装路となって唯一の九十九折れの坂。標高が下がるにつれ単調となっていく景色の中を淡々と下ります。
林道の杭から約18.4キロ地点(写真左)まで進むと左前方に七面山1982.4mを望みます。茂倉集落はV字に切れ込んだほぼ正面で、茂倉地区を過ぎてからは一番手前のポッコリとした山の手前を右へと縫って県道37号へと抜けていきます。約19.0キロ地点まで進むと十谷峠へと続く登山道が左手へと延びています。同地点から十谷峠までは徒歩で約2時間。車道が出来る前までは同登山道が活用されていたようです。
林道の杭から約19.2キロ地点(十谷峠からだと約6.1キロ)まで進むとゲート(写真左)が現れます。左手(東側)には前方の山に隠れるようにして御殿山(写真右)の山頂部分が僅かに顔を覗かせています。
そして最後はゲートから約100mほど進んだ約19.3キロ地点で茂倉地区の集落(写真左と写真右)となり終わります。2002年度版とは約200mほどの違いがでましたが、まぁ誤差の範囲内でしょう。
ちなみにその先も簡単に書いておくと、林道五開茂倉線からは町道茂倉線となります。茂倉地区から県道37号へ出る車道はこれ以外にないので間違えることはありません。
茂倉地区を抜けると新倉(あらくら)地区まで家屋は殆どありません。やや勾配が大きいものの全線舗装化されている道を一気に下っていきます。茂倉地区から約3.9キロほど下ると早川に沿った県道37号(写真左)が見え始め、約4.4キロ地点(写真右)で新倉地区へと行き着きます。 
町道茂倉線の最後は新倉地区の三里郵便局(写真左)の横へと突き当たって終わります。同地点は県道37号の1本東側の通りとなっており、右に曲がっても左に曲がっても県道37号へは直ぐに出られます。また県道37号側から入ってくる場合は入口に「茂倉入口」の看板(写真右)が出ているので指標にするといいでしょう。
写真左は三里郵便局を左へ曲がって約100mほど進んだ場所で出る県道37号です。直ぐ先には「新倉橋」が早川に架かっており、渡っていくと林道広川原線となります。ただし入り口にはゲートが閉まっており一般車は進入禁止です。その先は県道37号へ出た場所から約3.1キロで林道黒桂線が右手に延びており、約3.5キロ地点で林道富士見山線への入り口が左手に延びています。なお県道37号側から新倉地区へ入る地点には「新倉、茂倉入口→」という看板(写真右)が出ています。ちなみに国道52号から新倉入口までは約23.1キロ。県道37号は交通量の少ない快適な道ですが、いずれにせよ長い道のりです。

総評
全線で約1.5車線から約1.5車線の道が続きます。一部では道幅が狭い場所があるので4輪同士だと擦れ違いに難儀する場所があるかもしれません。未舗装路は一部で多少の段差はあるものの、一般的な4輪セダン型でも走れると思います。未舗装路は2002年よりも約2.6キロほど短くなりましたが、十谷地区から続く大柳川渓谷の美しさは今も変わりありません。銚子口二段の滝を始め周囲の遊歩道へ入れば数多くの滝も見られます。滝、渓谷、富士山、南アルプス、甲府盆地、と景色に関しては文句なく一級品。空気の澄んだ晴れた日に行くことをお勧めします。
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