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400 林道松平線(ページ2) 長野県境となる信州峠近くから瑞垣山を一望しつつ小川山線へ抜けていく林道。
評価や閉塞感は季節によって異なります(A=良い/E=悪い/平均はC)。閉塞感は0から10で数字が大きいほど閉塞的。経緯度は大体の目安です。
延長:6049m(実走6.3km) 未舗装区間:約5.6km 舗装路面:B− 眺望:C+ 爽快感:B− E 138.323 N 35.544
幅員:3..0-4.0m(実質4.0-7.0m) 冬季閉鎖:12/10-4/25 未舗装面:C 雄大:B− 閉塞感:0 2006年05月16日 曇

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起点からずっと未舗装路が続いてきた道だが、林道の杭から約5.6キロ地点(写真左)まで進むとコンクリートの舗装路へと変る。ここからは一気の下り坂となっており、約6.1キロ地点(写真右)まで進むと左手に分岐路が現れる。
約6.1キロ地点の分岐路
この分岐路は入り口こそ平坦な未舗装路だが、数100mも進むと大きな岩がゴロゴロと転がっている悪路(写真上左)となり、やがて山林に囲まれた細い道(写真上右)へと変わる。最終的には分岐路の入り口から約1.1キロ地点で路肩の崩れた道(写真下左と写真下右)となり、これ以降はバイクでもUターンできない細い道となってしまう。地図上で見ると小川山線の最終地点へ続いているようにも見えるが、小川山線自体は行き止まりだ。恐らくこの道は遊歩道なのだろうが、最終的に繋がっているのかどうかは分からない(後述)。
分岐路を過ぎて林道の杭から約6.2キロ地点(写真左)まで進むと川を渡っていく。この川は不動沢から流れ下ってきた川で、上流(写真右)へと遡っていくと小川山線の終点を経て不動沢や不動滝へと続いていく。ここまで来ると松平線も残り僅かだ。
最終的には県道610号から約6.3キロ地点でゲート(写真上左)が現れ、その約50mほど先に林道の杭(写真上右)が立っている。そこから先は約50mほど進んでいくと小川山線へと突き当たり(写真下)、右へ曲がると本谷釜瀬線と接続する小川山線起点側、左へ進むと「みずがき線」との接続地点を経たあと小川山線の終点へと至る。
- 松平線終点を左折して小川山線終点までの道のり -
ここからは小川山線の最終地点へと向かってみる。松平線の終点を左折して小川山線へ進むと、約1.1キロで「みずがき線」が右手へと分岐(写真左)している。松平線の終点からここまでは全線舗装。数年前までは未舗装路だったのだが、昨年まで続いた工事で舗装化されてしまったようだ。ただ「みずがき線」との接続地点以北は約100m先から以然として未舗装路(写真右)となっている。
松平線の終点から約1.6キロ地点(みずがき線との接続地点からだと500m)まで進むと道標が立っており、同地点を右に進むと「みずがき線」の芝生広場へと抜けられる。景色的には木々に遮られるため冴えないが(写真右)、道幅は概ね1.5車線ほどあり段差も少ないので一般的な4輪セダン型でも走行可能だろう。
松平線の終点から約2.1キロ地点(みずがき線との接続地点からだと約1.0キロ)まで進むと右手に分岐路(写真上)が現れる。この分岐路が瑞垣山への登山道となっており、分岐路へ入っていくとやがて不動沢や不動滝を経て瑞垣山へと続いていく。周辺に定められた駐車場はないが、道幅が広いので道横に停めても迷惑になるようなことはないだろう(当日も一台のエスティマが停まっていました)。
小川山線の最後は、その約50mほど先(写真左)で道が途切れて終わる。終点の先は完全な沢(写真右)となっており、数10m下を川が右から左へと流れ下っている。先にも書いたが、地図上では対面に松平線の約6.1キロ地点で出てきた分岐路が延びてきているようにも思えるが確認することは出来なかった(ん〜、そういえば登山道の直ぐ横に右へと入っていく狭い道があったけど)。
- 松平線終点を右折して増富までの道のり -
松平線の終点を右折した道も付記しておくと、松平線を右折すると小川山線となり起点方向へと下っていく。松平線の終点から約500m地点で約100mという短い未舗装路が残っており、約700m地点まで進むと小川線のゲート(写真左)が現れる。ゲートを過ぎた約800m地点からは再び未舗装路となり、未舗装路の途中では菜園畑(写真右)の横を過ぎていく。
松平線の終点から約2.0キロ(写真中央)ほど進むと天鳥川に架かる名無し橋を渡っていく。ここまで来ると小川山線も残り僅かだ。正面上部には本谷釜瀬線も見えており、小川山線はこの橋を渡っていくと直ぐに終わる。蛇足だが同地点周辺の紅葉は非常に素晴らしく、秋になると見ごとな彩りに染まった木々(写真右)が頭上まで覆っている。
最後は松平線の終点から約2.2キロ地点(写真左)で本谷釜瀬線へ突き当たる形で終わる。道の左側に注意していくと殆ど文字の読みとれなくなった小川山線の林道杭に気がつくはずだ。同地点を右折すると県道610号へと抜けていき、左折すると「みずがき線」や「瑞垣山荘」などを経て観音峠大野山線へと続いていく。さてここからは左折して観音峠大野山線との接続地点を目指してみよう。本谷釜瀬線は冬季閉鎖のない全線舗装路で道幅も1.5車線強と広めの林道だ。途中では瑞垣山(写真右)を正面に見据えながら進んでいく。
本谷釜瀬線へ出て約2.0キロほど進むと「みずがき線」が左手へと分岐している。みずがき線の延長は2330m。こちらも冬季閉鎖のない全線舗装林道で、ここから入った「みずがき線」は先に書いた小川山線へと抜けていく。本谷釜瀬線へ出て約3.2キロ地点まで進むと瑞垣山荘が右手に建っている。道の反対側は「瑞垣山荘前」バス停となっており、そこからは富士見平線が分岐している。富士見平線の延長は2765m。残念ながら数100mほど先にあるゲートが通年の閉鎖となっており車輌で入ることはできない。なお瑞垣山荘側から瑞垣山へ登るには、登山者用の駐車場がゲート前に設けられているのでこれを使うといいだろう。
瑞垣山荘から約1.4キロ地点(小川山線との接続地点からだと約4.6キロ)まで進むと湯沢線が右手へと延びている。湯沢線は本谷釜瀬線から西へと延びる4456mのピストン林道だが現在はゲート閉鎖。そして瑞垣山荘から約3.9キロ地点(小川山線との接続地点からだと約7.1キロ)まで進むと増富へと至る。同地点を右に曲がると本谷釜瀬線の起点側へと向かい、通仙峡や増富温泉を経たあと「みずがき湖」へと抜けていく。また左に曲がると直ぐに観音峠大野山線となり、その先は木賊峠を越えて敷島町へと抜けていく。もし同地点から甲府市方面へ戻るなら観音峠大野山線で戻った方が早いだろう。

総評
道幅は概ね1.5車線で段差の少ない路面は一般的な4輪セダン型でも走行可能(実際に当日は何台もの車と擦れ違いました)。谷側が開けているので閉塞感はないが、間近に見る瑞垣山以外は近隣の山々が近いので景色的にはやや単調。今回は信州峠側から入ったが、逆側から入って横尾山線と結べば長い未舗装路を楽しめる。※横尾山線の信州峠側には昨年まで不法投棄防止のため入り口に鉄柵が設置され入れないようになっていましたが当日は取り払われていました。
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