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028 櫛形山林道 長峰林道と丸山林道を結ぶ林道。展望台からの甲府盆地は絶景。
評価や閉塞感は季節によって異なってきます(A=良い/E=悪い)。閉塞感は0から10で数字が大きいほど閉塞的。経緯度は大体の目安です。
延長:17423m +( 3865m ) ダート:約500m 舗装路面:B 眺望:A+ 爽快感:A+ E_138.262 N_35.382
幅員:4.0m 12/10-04/25 不可 未舗装面:B+ 雄大:A 閉塞感:1 2002年10月11日 晴

櫛形山林道へ入るには甲府側から行った場合、国道52号線を南進していき白根町在家塚にある「桃源文化会館入口」を右折する(写真左)。右折すると白根巨摩中や文化会館前の道となり、そのまま真っ直ぐ進んでいくと約1.5キロ先で正面にループ橋が見えてくるので、そのままループ橋へと上っていく(写真右)。
ループ橋を上ってそのまま道なりに走っていくと、長峰林道の看板が道の左側に立っているので左折する(写真左)。ちなみに同地点までは国道52号線を右折してから約3.5キロである。看板を左折して約500mほど進むと道の左側に櫛形山林道の杭が立っているので左折する(写真中央)。立っているのは櫛形山林道の杭だが、地元の人に訊いたところ此処から3865mは長峰林道ということだ。どうやら長峰林道と櫛形山林道は重複しているらしい。
※ 当HPでは長峰林道と櫛形山林道を別の林道として区別しています。
林道の杭を左折して約3.8キロほど走ると櫛形山林道の看板が右側に立っている。また近くにはボロボロになった林道の杭も傍らに転がっており、此処から櫛形山林道が始まる。ゲートはその先50mほどの所に設置されている(写真右)。なお、2003年05月に行ったところ、看板は地図付きのリニューアルされた新しい看板になっていました。
※ ここまでの約3.8キロ区間については長峰林道のページを参照してください。
ゲート付近の道幅は約1.5車線。周囲は樹木に覆われているので眺望は望めないが、約500mほど走っていくと谷側が開けて甲府盆地が眼下に広がる。
ひとつひとつの景色を掲載していくことは出来ないが、ここから先は甲府盆地の景色が常に左手に見えている。櫛形山林道から望む甲府盆地の眺望は何処も素晴らしい。
甲府盆地の素晴らしい景色を見ながら進んで行くと、約2.6キロ地点で三叉路となる(写真中央)。林道中で唯一間違いやすい場所だが、左は開設中の櫛形山支線なので右へと曲がっていく。約3.1キロ地点からはダートが始まるが、舗装化が急速に進んでおり、残りは僅か500mとなっている。早ければ2002年度内に完全舗装となってしまうかもしれない。
林道に入って約4.3キロ地点からは山の裏側へと回り込む。甲府盆地の景色からは離れるが、今度は武川村や韮崎市方面の眺望が広がってくる。約5.0キロ地点では桃の木鳩打林道との分岐点があり(写真中央)、その先の約5.8キロ地点には鳩打林道との分岐点がある(写真右)。ともに林道の杭や看板があり櫛形山林道からは直角に曲がっていくので道を間違えることはないはずだ。
約6.4キロ地点では南高尾山林道との分岐点がある(写真左)。看板が立っているので間違えることはないと思うが真っ直ぐに進む(右直進)。その後、しばらくは樹林帯の道となるが約6.9キロ地点で再び甲府盆地の景色が広がる。
林道の杭から約8.2キロ地点には駐車場の様な広い場所がある。なんのための駐車場かは分からないが傍らには周辺の案内板が立っている(写真左)。そこからは、やや薄暗い道となり、約9.4キロ地点まで進むと櫛形山林道で最大の見せ場である展望台が現れる。展望台には周囲の山を解説した案内板や幸せの鐘?(すみません。鐘の名称は忘れました)があり鳴らすことが出来る。鐘を鳴らすと驚くほどの大音響で思わずビックリしてしまう。
展望台の標高は1330mで、そこからの景色は絶景。甲府盆地はもちろん、韮崎市や山梨市、塩山市や牧丘町がパノラマに見渡せる。また遙か遠くには富士山が顔を覗かせている。
展望台の上には更にもう一つの展望台がある(写真左)。階段を上っていくと下の展望台を含めて素晴らしい景色が広がる(数十段の階段で徒歩30秒)。
展望台から先は概ね下り坂となる。この先にも甲府盆地や富士山を望める場所は数多くあり、そのどれもが素晴らしい。
最後は17.4キロ地点で林道の看板が現れ、その先100mほどの場所で丸山林道に突き当たるような形で終わっている。林道の杭は突き当たった場所の右側に立っている。ちなみに同地点を左へと曲がり約4.4キロほど下った場所が丸山林道の起点となっている。

総評
全線に置いて概ね1.5車線程度の道幅がある。ダートが約500mほど残っているが完全舗装は目前。最後の方ではやや景色が悪くなってくるが、それでも眺望は山梨の林道中で1、2を争うのではないだろうか。行っても損をしない林道だ。


2003年05月に行ったところリニューアルされた林道の看板が立っていた(同写真は長峰林道との接続地点に立つ看板)。
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