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426 林道東山中部線 2007年度版 (ページ2) 山梨市切差の県道31号と牧丘町北原地区塩平の県道206号を結ぶ林道。
評価や閉塞感は季節によって異なります(A=良い/E=悪い/平均はC)。閉塞感は0から10で数字が大きいほど閉塞的。経緯度は大体の目安です。 |
延長:約12.4km |
未舗装区間:約6.0km |
舗装路面:C |
眺望:C+ |
爽快感:C+ |
E 138.37.00 N 35.43.34 |
幅員:約4.0-5.0m |
冬季閉鎖:不明/施錠ゲートなし |
未舗装面:C |
雄大:C+ |
閉塞感:1 |
2007年04月27日 晴 |
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ここからはページ1の続きです。 |
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林道の杭から約7.3キロ地点(写真左)まで進むとほぼ正面に戸谷山1382.8mを仰ぎ、このあとの東山中部線はその戸谷山の手前を縫って北へと向かいます。この辺りの道幅は約2車線弱ほどあり、ここから暫くは割と広めな道が続きます。約7.6キロ地点(写真右)からは一時的な舗装路となりますが、約300mほど走った約7.9キロ地点で再び未舗装路へと戻ります。 |
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林道の杭から約8.2キロ地点(写真左)まで進むと厚い樹林帯に覆われた道へと変わります。また道そのものも九十九折れの坂となっており、何度か右へ左へと切り返しながら進みます。樹林帯の道は暫く続き、景色も閉ざされるのでやや閉塞的に感じるかもしれません。 |
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林道の杭から約9.0キロ地点(写真左)まで進むと樹林帯の道から抜けて谷側に景色が広がります。木々を通してなので余りスッキリとした景色ではありませんが、東側の北原地区や妙見山1358.3m方向と思われる景色を望みます。 |
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林道の杭から約9.3キロ地点(写真上左)まで進むと短い下り坂へと変わります。それと同時に路面にはコブシ大の石(写真上右)が目立つようになり、約9.4キロ地点(写真下)で上りへ転じる直前には道幅も約1車線強と狭まります。東山中部線では同地点が最も道幅の狭くなっている場所ですが、この狭い部分は数10mほどで直ぐに元の道幅へと戻ります。 |
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林道の杭から約9.6キロ地点(写真左)まで進むと下りとなり、それと同時に「鳥谷観音入口」と表記された看板の立つ分岐点へと行き着きます。同地点からはやや勾配を伴った道が左へと上っていますが、この道はそれほど長くはありません。今回は入らなかったので距離は測っていませんが、時間的には1分も進むと木々の伐採された開けた場所(写真右)で道が途切れて終わります。 |
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林道の杭から約9.9キロ地点(写真上左と写真上右)まで進むと東側が大きく開けます。特になにかを望めるといったような景色ではありませんが、正面に妙見山1358.3mから小樽山1712.5mの稜線(写真下)が長く延びておりなかなか爽快です。 |
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眺望地点は左カーブとなっており、そのカーブを曲がり切った約10.0キロ地点(写真左)で一時的な舗装路へと変わります。ただこの舗装路も長くは続かず、約10.3キロ地点(写真中央)で未舗装路へと戻ります。右手には時おり樹林層(写真右)を通して北原地区がチラチラと見え隠れしますが景色的には単調です。 |
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林道の杭から約10.7キロ地点からは緩い上り坂となり、約10.8キロ地点(写真上左と写真下右)まで進むと変形の十字路へと至ります。この十字路は一ツ木水ヶ森線と一ツ木線の分岐点となっており、左へ上っていく道が一ツ木水ヶ森線で右へ下っていく道が一ツ木線です。どちらも抜け林道で、一ツ木水ヶ森線は水ヶ森線へ。もう一方の一ツ木線は県道206号へと続きます。 |
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林道の杭から約11.3キロ地点(写真左)まで進むと緩い下り坂となり、約11.4キロ地点(写真中央)からはハッキリとした下り基調の道へと変わります。景色的には相変わらず冴えず、右手の木々を通して僅かに県道206号沿いの集落を見通す程度です。 |
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林道の杭から約11.8キロ地点(写真左)まで進むと右手に県道206号(写真右)がハッキリと見えるようになってきます。同地点から見える県道206号は東山中部線と合流間近の県道206号で、ここまで来ると残りも僅かです。 |
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林道の杭から約12.2キロ地点(写真上左)まで進むと塩平地区の集落(写真上右)が前方に広がり、それと同時に路面が未舗装路から舗装路へと変わります。このあとは左から右へ廻り込むようにして県道206号方向へ下っていき、林道の杭から約12.4キロ地点(写真下)まで進むと鼓川の所平橋へと至ります。所平橋の先は折り返すようにして分岐している道がありますが、これは単なる集落内の道なのでそのまま直進的に進みます。 |
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そして最後は林道の杭から約12.4キロ地点(写真上と写真下)で県道206号へと突き当たる形で終わります。同地点には石仏や石塔などが建ち、他にも北原塩平地区と書かれた看板や東山中部線の開設標(写真枠内)が縁石に埋まっています。塩平地区側から入る場合はこれらを指標とするといいでしょう。 |
川上牧丘線へ↓ |
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さて東山中部線の塩平側は川上牧丘線と非常に近い場所に位置します。東山中部線の終点を左折すると約200mほどで塩平バス停の立つ三つ又路へと行き着きます。川上牧丘線の起点はこの塩平バス停を右に曲がった直ぐの場所から始まっており、10mも進むと道の右側に川上牧丘線の起点杭が立っています。ここから入った川上牧丘線はやがて焼山峠へと至り、焼山峠から西に向かうと荒川線となってクリスタルラインで最終的には高根町へ。また焼山峠を北に向かうと柳平地区や大弛峠へ越えて長野県へと至ります。どちらも全線舗装(大弛峠を越えた長野県側は未舗装路)ですが、山の奥深さを感じることの出来る林道です。行ったことのない方は晴れた日にでも行ってみては如何でしょうか。
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総評 |
道幅は概ね1.5車線から1.5車線強。段差が少なく、林道としては割と穏やかな道が続きます。特に切差地区から赤芝地区までは古峠の短い区間を除き全てが舗装路。道幅も2車線弱と広く、林道というより集落を結ぶ市町村道といった感じです。対面となる妙見山が近いため特別なにかを眺望できるような景色はありませんが、赤芝地区の集落を過ぎた辺りからは時おり北原地区や塩山市方向を見通します。未舗装区間が分断化されているためオフローダーにはやや物足りないかもしれませんが、周辺の未舗装林道と併せて行けばそれなりに楽しめるのではないでしょうか。 |
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