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424 作業道立石山線(ページ2) 鰍沢町の立石清水線と足馴峠線を結ぶ作業道。
評価や閉塞感は季節によって異なります(A=良い/E=悪い/平均はC)。閉塞感は0から10で数字が大きいほど閉塞的。経緯度は大体の目安です。 |
延長:約2.1km |
未舗装区間:約2.0km |
舗装路面:C |
眺望:B |
爽快感:C+ |
E 138.24.14 N 35.31.21 |
幅員:3.0-4.0m |
冬季閉鎖:不明/固定ゲートなし |
未舗装面:C− |
雄大:C |
閉塞感:1 |
2007年04月30日 晴 |
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ここからはページ1の続きです。 |
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1本目の起点杭から約1.1キロ地点(写真上左)まで進むと左手の谷側が大きく開けます。同地点からは市川三郷町や豊富村を中心に北東側に山梨市や甲州市方向、南東側に富士山や六郷町方向(写真上右)といった爽快な景色が広がります。ちなみに写真下に写っている川は笛吹川と釜無川が合流して間もない富士川。その富士川に架かっている中心やや左の橋は、県道4号と国道52号を結んでいる金川曽根広域農道の富士川大橋です。 |
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1本目の起点杭から約1.3キロ地点(写真左)まで進むと3本目の杭(写真中央)が現れます。半ば法面の土砂によって埋もれてしまっていますが、杭には「立石山作業道/平成7年/延長646m/幅員3m」の文字が見られます。ちなみに1本目の杭に書かれた表記は「平成3年/延長804m/幅員3m」で、2本目の杭が「平成7年/延長446m/幅員3m」。合計した延長は1896mとなっており、これがピストンだったころの延長なのかもしれません。さて3本目の杭を過ぎた約1.35キロ地点(写真右)からは緩い下り坂へと変わります。大きな石等はありませんが、小さな石が敷き詰められたようなやや滑りやすい路面です。 |
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1本目の起点杭から約1.4キロ地点(写真左)まで進むと再び緩い上り坂へと変わります。ここから暫くは樹林層に沿った道(写真左)が続きます。時おり木々を通して増穂町方面を垣間見ますが、スッキリとは見えないので景色的には単調です。 |
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1本目の起点杭から約1.6キロ。鋭角的に左へと切り返すと(写真上)ここからは一気に標高を上げていきます。約1.7キロ地点(写真下右)で今度は右へと切り返し、この辺りから次第に景色(写真下左)が開け始めます。 |
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そして1本目の起点杭から約1.8キロ地点まで進むと立石山線の最大の見せ場へと至ります。ここからの景色(写真上)は素晴らしく、東側の六郷町方面から北東側の甲府市中心部(写真下左)、更には旧塩山市や八代町方向(写真下中央)を遙かに望みます(写真下右は甲西バイパスの坪川大橋)。 |
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眺望地点を過ぎると立石山線の残りも僅かです。起点の杭から約1.9キロ地点(写真左)まで進むと前方にこれから接続することになる足馴峠(五開南工区)線が見え始め、約2.0キロ地点(写真右)でコンクリートの舗装路へと変わります。 |
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そして最後は1本目の起点杭から約2.1キロ地点で足馴峠線へと出て終わります。同地点の標高としては1130m前後といったところでしょうか。1本目の起点杭あたりが910m前後なので、約2.1キロで220mほど上ってきた計算です。なお足馴峠線は開設中の林道で右へ曲がると箱平線方向となり、左へ曲がると五開線方向へと続きます。 |
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終点を右折した足馴峠線は緩い下り坂となって北へと進み、立石山線の終点から約600mほどで開設地点へと行き着き終わります。道幅は割と広めで1.5車線から1.5車線強。ローラーをかけたような綺麗な道が最後まで続きます。ちなみに当日は重機や車輌は1台も停まっておらず、同地点で工事をやっている気配はありませんでした。この先は箱平線側から開設している足馴峠線と接続するはずですが、それがいつになるのかは知りません。 |
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一方の立石山線の終点を左折していくと五開線方向となり、約400mほどで甲府盆地を一望する爽快な景色(写真上)が広がります。ここからの眺望としては右手前に市川三郷町方向、正面奥に山梨市や甲州市、左手側に甲斐市といった景色です。 |
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途中からは古くからある五開小塚線(足馴峠線と共用)となり、立石山線の終点から約4.2キロで五開小塚線の林道杭が立つ分岐路へと行き着きます。同地点を右へ曲がって行くと丸山線側へ向かう足馴峠線(五開北工区)で、曲がらずにそのまま進むと五開線です。ちなみに五開北工区側の足馴峠線も現在は開設中となっており、約3.5キロ(2005年9月29日現在)ほど進んだ鰍沢十谷地区大日向の山林で道が途切れて終わります。なお足馴峠線は丸山線側の池の茶屋工区からも開設中です。また五開線側へ進むとやがて五開茂倉線へと抜けていき、十谷地区から町道十谷清水線を使って清水地区へ上ると再び立石清水線へ戻ることが可能です。 |
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さて最後に千本農道について少しだけ触れておきたいと思います。国道52号から県道420号へと入って約4.1キロほど進むとT字路(写真左)へと突き当たります。立石清水線へ行くには右へと曲がりますが、千本農道は左へと曲がります。計測はしていませんが、約400mほど道なりに進むと二又路となるので今度は右へと曲がります。 |
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分岐路を右折すると、正面に高石地区の家並みを見ながらの下り坂へと変わります。その山腹に見えるのが県道420号(写真左)で、このあと直ぐに立石清水線となって清水地区へと続きます。こちらも未計測ですが距離的には約1キロほどでしょうか。幾つかの分岐道を横目に本線を下っていくと仙洞田地区(写真右)の町道へと至ります。 |
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町道へ出た場所を左へ曲がると仙洞田線(写真左)などがあり、その先は狩宿線や清水鳥屋線などを経て鰍沢町鳥屋地区の国道52号へと抜けられます。また逆の右側へ進むと八幡トンネル(写真中央)を経て、先に上ってきた国道52号から約3.7キロ地点のT字路(写真右)へと行き着きます。 |
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なお千本農道へ入って約400m地点にある二又路を左へ進んでしまうと狭い道(写真左)となり山奥へと続きます。雰囲気としては林道っぽいのですが、この道はやがて再度二又に分岐し、右へ進むと数百mほどで行き止まり(写真右)、左へ進むと1車線強の非常に狭い道となってしまいます。 |
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この道について近くの住人に話しを訊いたところ「以前は抜け道となっていた」そうです。ただ現在は完全な廃道となっており、場所によっては法面も崩れているので今は全く使われていないとのこと。当日は木材で簡易的に仕切られた状態で、その先にも極めて細い道が続いていましたが車輌で下れるかどうかは不明です。住人の話しでは「時おり車が前進もバックもできず立ち往生している」とのことです。小型のシェルパでもUターンするには道幅いっぱい。非常に狭い道なので4輪は注意した方がいいでしょう。 |
総評 |
道幅は概ね1.5車線弱。4輪ではやや狭いものの、路面は割と安定しており極端に大きな段差や落石等はありません。当日も1台の4輪と擦れ違ったので4駆車なら問題ないのではないでしょうか。距離が短いので個別で行くような道ではありませんが、五開線側に抜けられるので周辺の林道と合わせ行ってみるのもいいかと思います。また林道に限らずこの付近には様々な道があります。あちこち探索してみるのも面白い?かもしれません。※立石山線が抜けられるようになったという情報をMr.mudさんからいただき、またGPSのデータは黒洋梨さんからいただきました。お二人にはこの場を借りて御礼申し上げます。
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